Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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政府も停戦を宣言

 コイララ首相率いる新内閣は今日、マオイストに対する停戦を宣言した。同時に、マオイストに対するテロリスト指定と、リーダー26人にかけられていたインターポールのred corner noticeを解除した。これで、マオイストとの対話へ向けてのプロセスが正式に始まったことになる。マオイスト側は対話に入る条件としてネパールとインドに勾留されている政治囚の釈放を求めているが、国内でで勾留されている政治囚に関しては、すでに釈放のプロセスが始まったと伝えられている。今日発売の週刊紙「ジャナアスタ」によると、統一共産党とネパール会議派が組閣でもめたとき、マオイストのプラチャンダ党首が前者に電話をかけて入閣を説得したのだという。だとすれば、マオイスト側もすでに対話に応じる姿勢でいることが予測される。マオイストも今回はぐずぐずせずに(2003年の第二回対話時には、対話団メンバーが決まってから、カトマンズに姿を現すまで約2ヶ月かかった)、早い時期に対話団を結成して出てくる可能性が高い。

 新政府はさらに、2月の市選挙の結果をキャンセルすること、国王率いる政府が任命したZonal Commissionerや郡開発委員会メンバーも解任することを決定した。それにしても、政府は王室評議会の廃止や、軍の統帥権の問題、民主化運動を弾圧した人たちの処分といった大事な問題の決定をなぜ遅らせているのだろうか。ネパール会議派が内務と国防の両大臣職をとったのは、軍・警察幹部の処分を止めるためではないかという疑いも出ている。コイララ首相が国王の前で宣誓をしたあと、二人は別室でしばらく会談をしたが、そのとき、国王はコイララ首相に対して、“全面的協力”を申し出るとともに、国王の側近に対する“処分”を見合わせるよう要請したと「ジャナアスタ」の記事にあった。ネパール会議派が組閣のときに見せたこだわりの裏には、やはり何かあるのだろうか。

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