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7政党は今日開かれた会議で、下院を明日から3週間休会をすることを決定した。マオイストとの対話をスムーズにするためと言われているが、3週間後には来年度の予算案を通過させるために、議会を再開するのだという。7政党はさらに今日、3人の新閣僚を決めた。以前から副首相のポストを求めてごねていた人民戦線ネパールのアミク・シュエルチャン党首は要望どおりに副首相になった。すでに、統一共産党のK.P.オリが副首相を務めており、ネパールの歴史上初めて、副首相が2人いる内閣となった。
政府とマオイストの和平交渉の遅れが懸念されるなか、「Kantipur FM」は今日午後、カスキ郡にあるシクリス村でクリシュナ・シタウラ内務大臣がマオイストのプラチャンダ党首とバブラム・バッタライに会ったというニュースを伝えた。シタウラは治安部隊のガードもつけず、“某政府高官”を伴って午後2時ごろにヘリコプターでシクリス村に行き、午後6時ごろ戻ったのだそうだ。この会合は極秘のうちに行われ、治安関係者にも知らせずに、ヘリコプターがシクリス村に着陸してからのみ内務大臣の到着が分かったのだという。シクリス村には10年以上前に、退役グルカ兵の取材で10日間ほど滞在したことがある。ポカラからトレッキングで1日の距離にあるグルンの人たちの美しい村だ。第2次世界大戦中に、インパールで日本軍と戦ったインド軍グルカ兵のグルンの老人たちと話をしたたときに、敵兵である日本人に対してほとんど敵愾心を持っていないことを知って驚いたことを思い出す。プラチャンダは現在、人民解放軍のメンバーたちに“喝”を入れる目的で、東から西までネパール国内を移動中だが、チタワンでKantipur TVの取材を受けたあと、シクリスに向かったようだ。今日の会見の内容は知らされていないが、こうしたやり方を見ていると、対話団同志の対話がほとんど見せかけだけのものだということが明らかだ。プラチャンダとどんな極秘対話をしたのか知らないが、両者は対話の内容を国民に対して明らかにすべきである。
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