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16日のコイララ首相とプラチャンダ党首の首脳会談の結果がその後、物議をかもし出している。下院の解散や、暫定憲法の制定、暫定内閣の発足といった重要な事項について、どうやら各党内、そして7政党間でちゃんとした議論をせずにマオイストとのあいだで合意を成立させたらしいのだ。ネパール会議派や統一共産党の内部からは、「マオイストの武器管理が決まらないうちに、マオイストを暫定内閣に入れることで合意するのは、何事か」という意見も出ている。プラチャンダ党首はともかく、コイララ首相はなぜに、それほど焦って合意を成立させたのか?そもそも、コイララ首相の右腕であるシタウラ内務大臣と、コイララの甥であるシェカール・コイララがマオイスト対話団長のクリシュナ・バハドゥル・マハラを伴って、ヘリコプターでシクリスへ行ったときからの疑惑がある。他政党の代表はなぜ加わらなかったのか。シクリス会合の内容はなぜ、公にされていないのか?次期選挙で統一共産党が勝つのを阻止するために、今からネパール会議派とマオイストが手を組み始めたのではないかという疑惑もある。暫定憲法案を作成する委員会の6人の顔ぶれも疑問視されている。コーディネーターのラクシュマン・プラサド・アリヤル元最高裁判事はともかく、シンドゥー・ナス・ピュクレルもシャムブー・タパも憲法の専門家ではない。政治的な色合いの強い顔ぶれである。「女性が一人も入っていない」と、女性活動家が毎日シンガ・ダルバルの前で抗議デモをしているが、それよりも、やはり必要なのは憲法の専門家なのだと思う。 |
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2006年06月20日
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