Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 今日発売の週刊紙「ジャナアスタ」に面白いインタビュー記事があった。今年3月にプラチャンダ党首とバブラム・バッタライに謀反を起こして、党から追放されたマオイストの元政治局メンバー、ラビンドラ・シュレスタのインタビューだ。プラチャンダが、バブラム・バッタライやもう一人の幹部“バーダル”の台頭に我慢ができずに、いかに彼らを党内粛清と言う形でおとしめてきたかを暴露していて興味深い。バーダルはかつて、女性リーダーのパムファ・ブサルとの“関係”を理由に、すべての役職を剥奪されたことがあるが、彼の党内での人気に脅威を感じたプラチャンダが偽の理由で処分をしたのだと言われている。プラチャンダは他のリーダーが自分を抑えてポピュラーになることが、どうしても我慢できないようだ。さらに、王室とマオイストとの“関係”を示す事実も暴露している。2001年の王宮事件で亡くなったディレンドラ王子がマオイストに対して、「王室とマオイストが手を組んで、議会政党を弱体化しよう」という書簡を出したというもので、ギャネンドラ現国王と当時のディペンドラ皇太子はこれに合意しているが、亡くなった当時のビレンドラ国王はこの考えに反対だったとラビンドラ・シュレスタは暴露している。故ディレンドラ王子がマオイストに書簡を送っただけでなく、マオイストの幹部と会見していることは、すでにプラチャンダが明らかにしていることだ。ラビンドラ・シュレスタはかつてはプラチャンダの側近の一人で、政府側や王室とのあいだのメッセンジャーの役目をしてきた人物でもある。彼の発言には信憑性がある。

 同紙には、政変後、動向が見えてこないパラス皇太子の近況を伝える記事もある。銃を手にすると、何をするかわからない皇太子をコントロールするために、皇太子に与えられた銃が取り上げられ、王室内の武器庫にしまいこんだと言う記事だ。

 昨日の夕方は、王宮近くのマッラホテル前で、国王の側近の一人、バラト・ケスワル・シンとその息子2人が群衆に殴られて負傷するという事件があった。シンはネパール軍の元将軍で世界ヒンドゥー連合の会長だ。昨年のクーデター後は、王宮内にある“影の内閣”のメンバーとしても知られていた。3人が乗った車にバイクがぶつかったあと、息子たちがバイクの運転手を殴りつけると、それを見ていた学生たちがシンら3人に襲い掛かり、車を焼き討ちしたらしい。警察官は3人に手錠をかけて警察署に連行した。シンは暗殺も含めた、さまざまな陰謀に影でかかわってきたという噂がある人物だ。“庶民”に対する傲慢な態度に加えて、そうした過去の印象が群衆に暴力を振るわせたのだろう。

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