Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 「4月革命」の弾圧に関連した人たちの調査をしているラヤマジ委員会が、トゥルシ・ギリ元筆頭閣僚を含む13人の前大臣と国王側近を監視下に置くよう政府に指示を出した。しかし、このうちの一人はすでに国外に逃亡していることが明らかになった。パンチャヤト時代からの強硬派、サラダ・チャンドラ・シャハである。シャハが21日にタイ航空でバンコクに出国していることがわかり、委員会は他の容疑者が逃げないよう、昨日、書簡で政府に指示を出したものらしい。13人のなかには、ギリのほかに、カマル・タパ前内務大臣、ニランジャン・タパ前法務大臣、シリシュ・シャムシェル・ラナ前情報通信大臣、そして、サチト・シャムシェル・ラナ元軍参謀長、そして先日、暴徒に殴られた国王の元ADCバーラト・ケソル・シンらがいる。委員長のクリシュナ・ジャン・ラヤマジは今朝、FMラジオのインタビューに答えて、「政府が非協力的で、委員会の要請をまったく無視している」と政府の態度を批判していた。同委員会は4つの治安機関すべてのトップが弾圧に関連したとして解任するよう政府に求めていたが、ネパール軍のピャルジャン・タパ参謀長だけが解任されていない。ラヤマジ委員長は政府の軍に対する弱腰や、明らかに弾圧に関わっていた治安関係者がその後、昇進していることについて、政府を非難していた。 しかし、バンコクに逃亡したシャハも臆病だ。1990年の民主化後も、シャハはシンガポールに“逃亡”している。ラヤマジ委員長は、シャハが水曜日に逃亡したことについて、政府内の“協力者”が情報をもらしたのではないかと疑っていた。しかし、国王の側近というのは、どうして、皆、人相が悪いのだろう。ほとんどが“悪人面”をしている。こういう人間ばかりが周囲に集まることが、この国の王室の性格そのものを表している。

 相変わらず、マオイストにどっぷりと浸かった生活だ。毎日、マオイストの話ばかりで、うんざりされる方もおられるだろう。私自身、いつまでこんな生活が続くのだろうと、少々うんざりすることもある。カトマンズにいながらにして、さまざまなマオイストに会える機会を最大限利用しようと考え、まるでマオイストの“追っかけ”のようなことをしていることに気づき、われながら、何をしているのだろうと思うこともある。しかし、もともと、いろいろな人に会って政治の話を聞くことは、好きなことであるため、全く苦痛にはならない。それどころか、これほど楽しいこともないと思っている。私が今、最も興味を持っているマオイストは、人民解放軍の4人の副指揮官たちである。4人ともそれぞれ個性的で、話をしていて面白い。特に、西ネパールで大襲撃を指揮してきたパサンとプラバカールに興味がある。

 西ネパールのドティ郡で、プラチャンダも参加して開かれていた政治キャンプは昨日で終了したそうだ。プラチャンダが2日間にわたって10時間のクラスを開き、バブラム・バッタライやプラバカール、パサンもクラスをもったそうである。「武装マオイストに興味がある」と言うと、「不謹慎な。彼らはたくさんの人を殺してきたのだぞ」と、おしかりの言葉を受けることもある。確かに、こんなことを書くと、不謹慎なのかもしれないが、4人の副指揮官はそれぞれが人間的に魅力的でもあるのだ。以前にも何度か書いたが、「現場で命をかけてきた人間がもつオーラ」とでも言ったらいいのだろうか。身近な友人のなかにさえ、彼らがしてきたことを「何の意味もない、大馬鹿者がすることだ」と言い切る人もいる。それでも、私はなぜか、彼らに興味が引かれる。大臣や政府のお偉いさんなどには興味も沸かないのだ。体制側に目が向かない傾向は、どうやら年齢とともに強くなっているようだ。誰が何と言おうと、しばらく“追っかけ”を続けるつもりである。

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