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まだ先の話で、少々気が早いかなとも思いましたが、すでにlivedoorなどに掲載されているようなので、ここでお知らせしたいと思います。今月30日に、日本放送出版協会(NHK出版)から拙著『ネパール王制解体』が出版されることとなりました。NHKブックスのシリーズの中に含まれます。主に2001年の王宮事件以降に起こった出来事を、マオイストの取材(とくにロルパへの取材)を中心に書かせていただきました。21世紀の時代に、このネパールと言う国で国王とマオイストがいかにして力を持つに至ったのか、昨年の「四月革命」も含めて書きました。
出版社からの許可を得て、拙著のカバー写真も載せたいと思います(12日、追加)。
先ほどの記事で、YCLを「影の武装勢力」と書いたが、人民戦争が始まる前は今のような武器は持っておらず、ククリや棒を「武装」していたという意味である。元YCLのメンバーだったパサンらに聞いた話によると、当時のYCLの主な活動は村々の「敵」に対して、さまざまな罰を加えるというものだった。さて、15日に下院が解散された直後に最初の議会が開かれることになっている暫定議会には、現上下院の議員に加えて、マオイストから73人の議員が含まれることになっているが、その顔ぶれについてはいまだに明らかにされていない。全国に9つある自治共和国人民政府のメンバーやさまざまな戦線(農民、女性、ダリット、少数民族など)の代表が含まれることになるのだろう。間違いなく議員になると予想されているロルパ郡タバン村出身で、マガラート自治共和国人民政府議長のサントス・ブラ・マガルはすでにカトマンズ入りをし、某所でマガル語に関するセミナーを開いている。サントス・ブラが会長を務めるマオイストのマガル国民自由戦線主催のセミナーだが、元パンチャヤト議員からネパール・マガル協会のメンバーまで、さまざまなマガル族の人たちが参加している。
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