Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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山歩きのこと

 お気づきになった方もいらっしゃると思うが、昨日掲載した写真のシスネ峰はタイトル画像と同じ山である。ルクム郡の最高峰でドルパ郡との境界近くにある。私はもともと山歩きやトレッキングに興味があったわけでなく、調査や取材でもなければ、山登りもしないのだが、何時間も歩いたあとにヒマラヤの白い頂が見えると、やはり感動する。特にこのシスネ峰は形がとても美しく、いつかふもとの村まで行ってみたいと思っている。ロルパによく取材に行くことを話すと「山屋さんですか?」と聞かれることがあるが、山登りそのものには今でもまったく興味がない。以前にも書いたことがあるが、ロルパなどで山歩きをするときには、最低限の荷物しか持たないため、ネパール人からも驚かれることがある。どこに泊まることになるかわからないので、いつの季節でも寝袋(シュラフ)は必需品である。二週間程度の取材だと、中型のリュックを持っていくのだが、リュックの半分以上が寝袋で占められる。このほかに着替えを少々とノート、小型のデジタルカメラ、そして石鹸と歯ブラシなどの洗面道具(これも最低限で、シャンプーなどは現地調達する)、小型のトーチ、これだけである。ロルパ辺のマオイストはたいてい本が何冊も入ったリュックを担いでおり、私の荷物の数倍の重さである。よく「あなたの荷物は軽いわね」とマオイストに驚かれたが、私にはあんな重いリュックを担いで何時間も山を歩くことはできない。食事は現地で手に入るものを食べ、水は重いので、たいていは飲み水も持たずに(夏はさすがに必要だが)、現地の人が飲むのと同じ公共水場の水をそのまま飲む。湧き水を飲んだりすることもあるが、こうしたことはさすがに一般の方にはお勧めできない。私にとって、一番面白いのは村人たちとのコミュニケーションである。したがって、なるべく一人で行く。大量の食料をポーターに運ばせるような山歩きなど、もとからしたいとも思わない。山に行ったら、なるべく村人と同じ生活をする。それができなくなったら、フィールドに行くことも止めようと思っている。

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