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例の暴露本があまりにも面白く、昨夜は久しぶりに深夜まで読みふけった。よくもまあ、ここまで書くことができたなと驚く内容である。筆者と証言者は無事だろうかと心配してしまうほどの内容だ。これまで王宮の外に明らかにされることのなかった、“スキャンダル”が続々と出てくる。さらに面白いのは、現国王の継母(実母の妹)であるラトナに長年仕えた女性と、その娘で、現王妃コマルに仕えた女性が、さまざなま王族の人柄について話す内容である。現ギャネンドラ国王と2001年の王宮事件で亡くなった故アイシュワルヤ王妃が「非常にケチで欲張り」であること。王宮事件で「ビレンドラ国王夫妻を含む九人の王族を殺害して自殺した」と言われるディペンドラ皇太子が、いかに妹弟思いであったか。しかし、イギリス留学中に、王宮内の何者かの陰謀で、麻薬を使うようになったこと。彼女たちの証言によると、故ビレンドラ国王の子供たち3人は良い性格であったが、そのほかの王子・王女たち(パラス現皇太子はもちろん、ディレンドラ王子の娘たちも)は全員が傲慢らしい。さらに、心臓発作で亡くなった現国王の父王マヘンドラは、実は自殺であったこと。故ビレンドラ国王に絡んだ女性スキャンダルの数々。そして、何よりも驚くべきは2001年の王宮事件のことである。証言者の娘は当時、引退した母親の跡を継いで、ラトナの召使として、現場近くの部屋にいたのだが、部屋の窓から現場となったホールから犯人がでてくるのを目撃しているのだ。ディペンドラの顔をした複数の人間(マスクをつけていたようだと話している)が、ホールに出入りするのを目撃したと言うのである。誰が発砲したかも示唆する発言をしている。いずれにしても、この事件は調査委員会が公にしたような「ディペンドラ皇太子犯行説」が真実ではなく、かなり前(1990年の民主化直後)から計画された陰謀であるというのだ。王宮事件では、ビレンドラ国王一家全員を含む10人の王族が亡くなったが、実はそのほかに巻き込まれて亡くなった人がもう一人いたという“オチ”まである。すべてをここで明かすのは止めておこう。ご興味のある方は読んでみてください。 |
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2007年01月20日
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