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ラハン暴動は今日になっても収まらず、政府の建物があちこちで焼き討ちされたあと、ラハンでは午前11時から15時間の外出禁止令が出されたそうだ。カトマンズ盆地を含めた全国で、今日はバスやトラックの運輸業界のストのため交通に大きな影響が出た。ラハン暴動でたくさんのバスが焼き討ちされたが、政府がその弁償金を支払わないかぎり、無期限にストを続けると言っている。暴動を治めることができない政府にも責任はあるが、こう簡単に“無期限スト”をやられて一番困るのは、自分の車がない一般庶民だ。自家用車を持たない私も、今日は行きたいところがあったのだが、遠いのであきらめた。ラハンでは、暴動のきっかけとなったマオイストの発砲で亡くなった16歳の少年の遺体を(街頭に安置されていたそうである)、昨夜、マオイストの武装グループがどこかに運び去ったとも伝えられている。一体、タライでは何が起こっているのだろう。マオイストが“武装”していることにも問題があるはずだが、これについて触れているメディアもない。ラハンのような地方のバザールでさえ、コントロールできない政府は本当に無能としかいいようがない。 |
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2007年01月21日
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ネパールガンジに次いで、シラハ郡のラハンで暴動が起こっている。16日に「マデシ・ジャナ・アディカール(人民の権利)フォーラム」の活動家がカトマンズで暫定憲法に抗議して逮捕されたが、彼らの釈放を要求して同フォーラムは昨日、平野部で交通封鎖を行なった。これに従わず、ハイウェーを走ったマオイストが乗った車がラハンで襲われ、マオイストの発砲により16歳の男性が死亡。この後、暴徒は10数台のバスなどが焼き討ちした。官憲はラハンで外出禁止令を出したが、暴動は収まらず、今日になっても建物や車の焼き討ちが続いた。昨日、襲われた車にはマオイストのリーダー、ラム・カルキと人民解放軍の第一師団コマンダーが乗っていたと言われている。これについてシタウラ内務大臣は、今日開かれた記者会見で、「制憲議会選挙の実施の妨害を試みる国王派が関わっている」とコメントした。ネパールガンジの暴動では、市民が撮影したビデオに制服姿の警官やネパール軍兵士が暴動に加担しているのが映っていたと言われており(実際に私の知人がこのビデオを見ている)、当時も政府は「国王派が暴徒を煽った」と言っていた。一方、ネパール駐在米大使のジェームス・モリアティは昨日開かれた記者会見で、マオイストが近代武器をコンテナーの外に出しておくために、「(コンテナーの中に入れる)安物の銃をインドのビハールから購入している」という発言をした。シタウラ内務大臣は「マオイストがそんなことをするとは思えない」と、米大使の発言を間接的に非難するコメントもした。それにしても、この人のマオイストに対するあからさまな嫌悪の情は、どこからくるのだろうか。非人間的な冷たささえ感じる。 |
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