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今日は、ジャナクプルやビラトナガルでは沈静化したと伝えられているが、バラ郡のカライヤでマデシのデモ隊を制圧しようと警官が発砲し、一人の死者が出た。今回の暴動のターゲットを見ていると、とも興味深い事実がわかる。ネパール会議派の有名な政治家故B.P.コイララ(現首相の兄)や、1990年民主化運動の最高指導者で、やはりNCのリーダー故ガネシュ・マン・シン、そして、統一共産党(UML)の唯一の首相経験者である故マン・モハン・アディカリの銅像が壊されているのだ。ラハンやジャナクプルでの暴動の様子を聞くと、最初は「反マオイスト」の様相が垣間見えたが、後半になって、ネパール会議派や統一共産党の事務所までが暴徒に襲われている。これは、マオイストを含めた「8政党に対する憎悪の表れ」と見ることが出来る。一方、「民主化のリーダー」たちだけでなく、今日は反ラナ家の運動で死刑になった4人の「シャヒダ(殉教者)」の銅像までが壊されたという。これは、ネパールの政治がこれまで、マデシを無視して営まれてきたことに対する怒りなのだろうか。マオイストの拡大が山岳地帯を中心に起こったのに対して、マオイストでさえマデシ・コミュニティーを代弁することができなかったということだろうか。この現象にはとても興味がある。現地取材をしてみたいところだ。 |
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2007年01月27日
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