Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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衝撃的な暴露本

 王室内の出来事を暴露する大変衝撃的な本が出版されると聞いた。書いたのはネパールで発行部数が最も多い某週刊紙の元記者だが、発行前にすでにこれを読んだ友人から聞いた話によると、情報源はナラヤンヒティ王宮で働いていた母娘で、母親のほうは2001年の王宮事件の際に、現場のすぐ近くにいた目撃者である。本は内容があまりにも衝撃的であるために小説仕立てで書いてあるらしい。現国王の父であるマヘンドラ国王から王宮事件で亡くなったビレンドラ国王に関連したエピソードまであるらしいが、王宮事件に関しては、ディペンドラ皇太子犯行説を否定するような内容だという。今週半ばにリリースされると聞いたが、どれほど真実味がある内容なのだろうか、早く読みたいものだ。

 8政党は暫定憲法の公布について話し合うために、明日党首会議を開くことになった。どうも、動きが遅すぎるという感じである。最高裁の判事らが今日になって、暫定憲法の内容に「司法の自由に反する項目がある」と言い出したり、公布を遅らせる意図でもあるのだろうかと疑いたくなる。確かに、問題のある内容かもしれないが、なぜ今になってという気がする。選挙委員会の委員長は、「これ以上暫定憲法の公布が遅れると、6月の選挙開催は不可能」とコメントしているが、「制憲議会選挙を遅らせる陰謀が進んでいる」というマオイストやUMLのリーダーのクレームは真実ではないのかと疑いたくもなる。
 

広がる貧富の差

 年末から年始にかけては、あるレポートの締め切りが迫っていたために、ほとんど自宅で原稿を書く仕事をして過ごした。寒い日が続いたので、外に出る気も起こらず、丸1日家にいた日も何日かあった。今日はほぼ1週間ぶりに朝起きると窓に日があたっていた。たまたま友人と外でランチを食べる約束があったため、歩いて出かけたのだが、すぐに暑くなり上着を脱いだ。太陽が顔を出すだけで、ずいぶん気温が異なる。この寒波のせいでタライで亡くなった人のほとんどは、老人か貧しくて暖かい服が買えない人たちだったようだ。先日は、久しぶりに灯油を買って驚いた。1リットル50ルピーもする。灯油は都市部では調理用ガスを買えない貧困層の人たちの調理用の燃料でもあるが、こんな高い燃料をどうやって買えるのだろうと思う。一方で、カトマンズ市内ではあちこちで新しいショッピング・モールの建設ラッシュである。モールに入るのは高価な外国製品を売る店がほとんどだ。カトマンズ市民の購買力が上がった証拠なのだろうが、一方では寒さで亡くなる人がいるなかで、高価な商品を購入する人が増えている。貧富の差はまちがいなく大きくなっている。

 昨日、プラチャンダ党首が「暫定憲法を14日までに公布しなかったら、街頭運動を始める」と話したが、これに対してシタウラ内務大臣は今日、「来週中にも暫定憲法を公布する」と発言した。シタウラは国連の武器管理チームの到着が遅れたせいで、暫定憲法の公布が遅れたと言い訳を言っていたが、それはあくまでも言い訳にすぎない。早く公布しようという意図がまったく感じられない。

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