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街はまだダサイン・モードである。明日からようやく新聞も再開し、普通の生活に近づいていく。今週は2年半ぶりに日本に帰ることになっているのだが、まだ何も準備を始めていない。今回は機会があって、あちこちでお話をさせていただくことになっているが、その準備も終わらないうちに出発ということになりそうだ。ネパールに戻るころには、もう11月。今年も残すところ2ヶ月ということになる。今年こそ、年内に長期間ロルパ滞在を思っていたが、年末が迫ってきて、長期間滞在はちょっと難しくなりそうだ。私のような身には、多忙なことはとても有り難いこと。日本では、なるべく多くの方に会ってきたいと思っている。
レポートの仕事のほうも、ようやくひと段落着いたが、マオイスト軍の併合問題はこれから急展開をしそうな気配である。なかなか目が離せない。それとは別に、また一つ、新しく取材をしたいテーマができた。さまざまな仕事をしているうちに、興味が深まったテーマである。日本から帰ったら、一気に取材を始めようと思っている。次の目標は英語で本を出版することである。こちらで会う大勢の方が「マオイストに関して英語で本を出さないのか」と聞いてくれるのだが、一番の問題は時間がないこと。古い材料で書くつもりはなく、もっと深く調査をしたいテーマがいくつかあるのだが、このところ、収入になる仕事ばかりを優先していたために、時間がとれずにいた。そろそろ、本来の自分の取材に戻りたいと思っている。
あまり年齢のことは考えたくはないのだが、フィールドに行くことを考えると、これから何年体力が続くだろうかと、つい考えてしまう。すでに、あまり先が長くないことを自覚している。これからは時間を無駄にせずに、やりたいことをしようと思う。
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