Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 昨夜はきれいな満月を見ることができたが、今朝はこの冬一番の寒さだった。今日はまた風が強いため、ヒマラヤがきれいに見えている。私の仕事部屋からはガネシャ・ヒマールが良く見えるのだが、今の季節がヒマラヤを見るのに最適かもしれない。仕事部屋の資料(紙類)が氾濫してきたので、時間を見つけては片付けている。今朝も、いらない資料を捨てる作業をしていると、突然、ロルパの知り合いが数人訪ねてきた。地方で世話になった知人たちは、私にとって一番の財産である。いつきても歓迎をすることにしている。

 新憲法制定のスケジュールは、案の定、出だしからすでに遅れている。副議長を決めたはよいが、月曜までに制憲議会内に11の各種委員会を設置しなければならないのに、ネパール会議派など多くの政党がいまだに委員会への代表者名簿を提出していない。制憲議会はさまざまな法案を認可する暫定立法府の役割も果たしているが、まだ通過していない重要法案がいくつかあり、この作業が終わらないと本来の制憲議会の仕事に入れない。出だしからこの状態では、とても期限内に憲法を制定することは無理だろう。それにしても、誰も、この状態を心配しているように見えないのがネパールらしいといえようか。「遅れるのが当たり前」という精神である。

 マオイストの中央委員会議もダハル首相の「多忙」のせいで、前に進んでいない。首相は多忙なのに、毎日あちこちのプログラムに呼ばれて演説をして歩いている。昨日も、左翼系文学者のプログラムで「人民が再び武器をとる可能性」を示唆する発言をして、各紙がこれを一面記事で報道している。昨日のプラチャンダ発言を聞いていると、マオイストが「武器による政治」を捨てていないことは明らか。しかし、人民戦争のあいだ、自身で武器をもって戦ったことのないリーダーが、何十万ルピーもするベッドに寝るような生活をするようになった今になって、「武器の政治」を説いたところで、どれだけの説得力があるのだろうと思う。

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