Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 今日も、ヒマラヤがきれいな1日だった。ちょっと場所が変わると、ヒマラヤの見え方がまったく異なるのが面白い。わが家でも、部屋と階によって見える山が異なるのだが、屋上からはガネシャ・ヒマール、ランタンなどの一連の山の連なりをさえぎるものなしに見渡すことができる。スワヤンブーのお寺からトリブバン空港に飛行機が離発着するところまで見ることができる。この景色を毎日見ることができるだけでも、ここに住んで良かったなと思う。

 今日の日刊紙「ナヤパトリカ」のトップ記事は、久しぶりに面白かった。この新聞の売り物である「独占インタビュー」なのだが、今日の記事はジョムソンの近くにあるマルファの園芸センターの元所長ブッディ・ラトナ・シェルチャンさんへ取材したもの。パンチャーヤト時代に、当時の王子ギャネンドラとその弟ディレンドラが、どうやってムスタンから年代物の仏像を手に入れていたかという話である。

 ギャネンドラ元国王がかつて王子だったころ、王室の力を利用してムルティ(仏像)を集め、海外に売り飛ばしていたという話は、パンチャーヤト時代から国民のあいだで噂されていたことである。シェルチャンさんの話によると、故マヘンドラ国王と知り合いだったパサン・カムボチェというソルクムブー出身の人物がムスタンに“ブドウ栽培の専門家”として滞在し、仏像や高価な薬草を2人の王子に売っていたのだという。カムボチェという人物は、役人として送られてきたものの、1991年までの18年間におよぶムスタン滞在のあいだに、“ブドウの専門家”としての仕事はほとんどせず、仏像や薬草を王室に送る仕事をしていた。この人物はすでにこの世にいないようだが、ムスタンにいるあいだはまるで“支配者”のように現地に君臨していたそうである。

 王制が廃止されてから、こうした証言が出てくることが面白い。同紙は以前、2001年の王宮事件についても、ネパール軍内の目撃者のインタビューを掲載したことがあった。残念なのは、いずれも単発記事で、後追い取材をしていないこと。そのため、記事の内容についても、どこまで信用すべきかという疑問が湧いてくる。今日の記事も、現地では良く知られたことのように書かれているが、一人の証言だけに頼り、周辺取材・現地取材をしていない。もうちょっと頑張ってほしいと思うのだが・・・。

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