Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

“警告”

 毎日、頻繁にコメント欄に書き込まれるアドレスのみの書き込みは完全無視してください。危害のあるブログであるという警告がありました。絶対にクリックをしないようお願いします。見つけたらすぐに削除していますが、多忙なときには、しばらく放置されます。

 古顔政治家も少しずつ前に出てきたようだ。タナフンでネパール会議派のラム・チャンドラ・パウデルやゴビンダ・ラジ・ジョシ、ジャパではオリが先頭に立っている。

 山岳地帯では、今も開票が始まっていないところがたくさんある。投票箱がすべて郡庁所在地に届いてから開票が始まるために、歩いて運ばなければならないところでは、まだ開票が始まっていない。なお、投票のやり直しは80箇所に増えたそうである。

 マオイストの健闘ぶりには、私もかなり驚いている。まったく予想外の展開である。ラジオFMで放送されている地方の情報を聞くと、多くの選挙区でマオイストがトップを走っている。今のところ、カトマンズの10の選挙区のうち、2、7、9、10区で、ラリトプルの3つの選挙区(1区は集計が始まったばかり)のうち、2、3区でマオイストがトップを走っており、バルディヤの4区のうち全区で、ダンの5区のうち全区でマオイストがトップとなっている。デウバ元首相が立候補しているカンチャンプルでは、ネパール会議派がかなり余裕をもって勝っているが、ジャパ郡7区から立候補している統一共産党の“王制派”K.P.オリ(以前の総選挙では2回勝っている)は3位だそうである。統一共産党が強い基盤をもち、マオイストが弱い東ネパールからの結果がまだ出てきていないので、まだ結論は出せないが、それでも、これまでの結果を見ると、マオイストが予想以上に健闘していると言えるだろう。

 一月前にダン郡ゴラヒに行ったときの情報では、マオイストはマハラ情報大臣以外は当選は困難というのが一般的な意見だった。クム・バハドゥル・カドカは当確といわれていたのだが、ふたを開けてみると、とんでもない結果が出てきている。カドカはマオイストのインドラ・ジト・タルーに次ぐ次点に、「当確」と見られていた統一共産党のユバラジ・ギャワリは、マオイストのシバラジ・ガウタムに大きく水をあけられて3位となっている。

予想外の結果が出る?

 非常に面白い結果が出てきている。明らかな傾向は、一つは、統一共産党がマオイストとの選挙協力を拒否したために、票が割れてネパール会議派に有利となっていること。そして、もう一つは、誰もが考えていた以上にマオイストが健闘していることである。まだ一部の選挙区でしか集計が始まっていないので、全体の傾向なのかどうかは不明だが、現在までの結果から、マオイストが「苦手」と見られていた首都圏で予想以上の票を獲得している。まだ「当選確実」ではないが、カトマンズ2区でロルパ出身のマオイスト、ジャック・プラサド・スベディがUMLのネパール総書記を抜いてトップとなっていることを見ただけでも驚く。カトマンズだけでなく、西ネパールのバルディヤ郡でも、4つの選挙区のうち、今のところ3区でマオイストがトップを走っている。統一共産党が強い基盤を持っていたパルパでも、2区ではマオイストがトップとなっている。マオイストの基盤が弱い東ネパールやタライの選挙区の結果が出ていないので、まだはっきりと言うことはできないが、票の獲得率では、あるいはマオイストが統一共産党を上回るという可能性もある。

 午前11時半現在、カトマンズの2区(ジャック・プラサド・スベディ)と10区(プラチャンダ)、ラリトプル3区(パムファ・ブシャル)でマオイストが先頭を走っている。http://www.thehimalayantimes.com/electionr.aspで速報を見ることができるのでご参照を。2区では、統一共産党のネパール総書記が立候補しているが、彼は3位。各区の結果を見ていると、統一共産党の票がだいぶマオイストに流れたように見える。

 ネパールで初めての歴史的な制憲議会選挙は、心配されていた事件が起こることもなく、概ね成功に終わった。今朝の英字紙「The Kathmandu Post」は「ネパールが世界を驚かせた」という大きなタイトルで、選挙の成功を祝う記事を掲載している。私でさえ、ぎりぎりまで、本当に選挙が開催されるのかと心配していたが、無事に終わって、ほっとしている。

 投票率は約60%と見られているが、民主化以後に行った3回の総選挙(62から66%)と比べると少し低い数字である(The Kathmandu Postによる)。しかし、投票のやりなおしとなったのは33箇所で、前3回と比べるとかなり少ない(1994年の選挙では101箇所だった)。

 首都圏の選挙区ではすでに票の集計が始まっている。一番早く結果がでると見られているカトマンズ1区は、ネパール会議派のプラカシュ・マン・シン(故ガネシュ・マン・シンの息子)が圧倒的に多い得票数で、ほぼ当選確実となっている。私が住むラリトプル3区では、マオイストの女性リーダー、パンファ・ブシャルが先頭を走っている。これまでの集計を見るかぎりでは、ネパール会議派と統一共産党、マオイストの3党のあいだで、接戦となっている選挙区が多い。ラリトプル2区のように、統一共産党とマオイストのあいだで票が割れて、ネパール会議派に有利となっている選挙もある。注目のプラチャンダ党首が立候補している10区は今朝から集計が始まった。まだ、一部の集計しか出ていないが、首都圏では不利と見られていたマオイストが、予想以上に健闘しているという印象がある。得票率では、予想以上の結果がでる可能性もある。

全1ページ

[1]



プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事