Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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“批判”に応えて

 昨日書いたブログの記事に関して、あるブログ上で「能天気なマオイスト専門の日本人ジャーナリスト」と批判をされた。確かに、「マオイストが国家権力を掌握した」と書いたのは、少々行き過ぎだったかもしれない。このブログを読んでくださる方のなかには、私が書くことに反発を感じたり、異なる意見をもつ人たちも大勢いるだろうことは、もちろん承知の上である。自分が書くことすべてが正しいなどと思うほど、傲慢な人間ではないと思っているが(もっとも、自覚のないのが傲慢さの一つの要素なので、あるいは傲慢かもしれないが)、これは個人が運営するブログである。時には、行き過ぎの表現や、誤ったことを書くこともあることをご承知のうえで、このブログを読んでいただきたい。

 政治に関連した仕事をしてきたために、さまざまな形で批判を受けたことは、これまでにもあった。ましてや、マオイストという非常に特殊な集団を専門に取材・調査するようになってからは、友人や知り合いに避けられたこともあったし、逆に、下心が明確な接触を受けたこともあった。それでも、この仕事を続けているのは、ネパールの歴史を、これまで書かれてきた視点とはまったく異なる視点で書いてみたいと思ったこと。そして、私の年齢から、深く掘り下げた仕事をするには、「あと一仕事しかできない」時間しか残っていないからだ。もちろん、マオイスト以外にも取材をしたいテーマはたくさんあるのだが、私には残された時間が足りないのである。

 そのため、他人から「能天気」と言われようと、「馬鹿だ」と言われようと、私はマオイストとロルパの人たちと徹底して付き合うつもりでいる。徹底して付き合った結果、潰れることになっても、「それでも良し」と思っている。「本望だ」と言ってもいい。これまでも、全身全霊をかけて付き合ってきたつもりである。人から批判を受けたくらいで、決心が揺らぐような繊細な年代は、当の昔に過ぎている。残り時間が少ないということは、もはや選択肢がないということ。しかし、私はこれを幸運なことだと思っている。何よりも大事なことは、自分が立つ地盤がしっかりとしていること(つまり、自分が何をすべきが明確にわかっていること)、そして、卑屈な物の見方をしないことだと思う。自身の生き方をブログ上に書くなどということも、本来であれば、すべきでないのだが、自身の立ち居地を確認するためにも、今日だけはお許しください。

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