Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 新型インフルエンザの患者がネパールでもとうとう見つかり、国境地帯で“警戒態勢”をとっていると報道されている。もっとも、ネパールでは日本脳炎や腸チフスなど、いくつもの感染症が流行る季節でもある。あまり神経質になっている人もいないと思うのだが、街を歩いて、大きなマスクをしている人が目立っていた。私も、ネパールに住むようになって1年以内に、腸チフスとA型肝炎に続けてかかった。アメーバ赤痢と思われる下痢にも何度かかかったことがある。もともと、衛生に関してはあまり神経質なほうではないのだが、一番怖いのは、蚊が運ぶ感染症かもしれない。今年はモンスーンの遅れと、気温上昇のせいで、首都圏でもタライで流行る感染症が出る可能性があるというニュースを読んだ。

 昨日、政府は閣僚会議で国営メディアのトップを決めた。ネパールの国営メディアは政府が運営するもので、トップは政府が変わるたびに変わるのがこれまでの慣習だった。いわゆるポリティカル・アポイントメントである。ちなみに、ネパールテレビのトップを務めた人はルクム郡の党組織のインチャージだったマオイストだったのだが、彼はダハル首相が辞任してすぐに辞任をした。その後任として、昨日、政府は統一共産党のクンダン・アリヤルをネパールテレビのトップに任命した。しかし、この慣習に抗議をして、ネパールテレビの社員は今日、社屋を封鎖して、新トップが社屋に入るのを阻止した。確かに、政府が変わるたびに、トップが入れ替わり、しかも、そのトップが出す方針に従って番組つくりをしなければならいという事態は、抗議をしたくなる状況なのだろう。前政権のときには、トップがマオイストになってから、ロルパで何度も会ったことのなるマオイスト・ジャーナリストが制作部門に入って番組つくりをしていた。そればかりでなく、とても“ジャーナリスト”とはいえない、マオイストがインタビュー番組のインタビュアーとなっているのを見て、驚いたものである。もちろん、番組のゲストもマオイストのリーダーばかりで、ちっとも面白くなかった。こうした慣習は一体、いつまで続くのだろうか。

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