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昨夜からの雨が今朝になって、だいぶ強く降りだした。ようやく本格的なモンスーンが到来したような雨である。今朝は歩いてキルティプルにある大学に行こうと思っていたのだが、さすがにこの雨のなかを歩く気にならず、予定を変更してこれを書いている。
マオイストはグループ・リーダーシップをとることに決めたものの、リーダーの順位でもめて、相変わらず中央委員会議を再開できずにいる。ナンバー2としてキランが副党首になることに関しては問題がないが、バブラム・バッタライとプラカシュの2人がナンバー3を主張して譲らないことが問題となっている。プラチャンダはプラカシュを総書記にすることを提案したが、キランとバッタライ、プラカシュの3人を副党首にし、バーダルを総書記にするという線でも話し合いが行われているようだ。党への貢献度からしたら、党統合したばかりのプラカシュよりは、バッタライのほうが圧倒的に高い。しかし、党を拡大するにあたって果たしたプラカシュの役割をプラチャンダはなおざりにできない。そもそも、プラカシュが率いるエカタケンドラ・マサルとの党合併に関しては、今も「プラチャンダのための合併」として批判する党員がいる。両者のバランスをとらなければならないのが、プラチャンダのつらいところといえる。
マオイスト議員は昨日、政府が和平協定に反してインドから武器を輸入しようとしているとして、再び議会妨害を始めた。ネパール首相がこれに関して、議会で返答をしないかぎり妨害を続けるとしている。これに関して、首相は議会内に設置された委員会で、「武器を輸入する計画はない」と答えているが、バンダリ国防大臣がニューデリーでインドの国防大臣に軍事援助の再開を要請したことは事実。首相はこれにどう答えるつもりなのだろう。
カトマンズ行政局は土曜日、穀物などを隠して、異常な物価高を意図的に引き起こしたとして、市内にある11の食料倉庫に強制捜査に入り、「食料を隠した」疑いで3社の倉庫を差し押さえた。ここ2ヶ月ほどの物価高は確かに異様なもので、物資が不足したからではなく、業者が意図的に物価を上げているとしか考えられないものである。政府は業者を厳しく取り締まるべきだが、倉庫を差し押さえられた業者は、罪から逃れるべく、首相と財務大臣に懇願しに行ったと今日のゴルカ・パットラが伝えている。さて、この政府はどう対処するのか。しっかりと、見守りたい。
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