Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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汚職警官の昇進

 雨空の毎日である。昨日は朝5時に起きて、しっかりと朝食をとったあと、歩いてキルティプルにある大学まで行ってきた。幸いなことに、歩いているあいだは雨は降らず、着いた直後に降りだした。構内の緑がきれいだった。校舎の前の空き地で牛たちがのんびりと草を食んでいた。それぞれの牛に数羽ずつ、白鷺がついて歩いているのが何とも牧歌的だった。いろいろなことが重なってカトマンズを離れられずにいるが、早く地方に行きたいものだ。このところ、あまり歩いていなかったせいか、昨日は午後10時には眠くなり、朝まで気持ちよく眠った。

 さて、政府はまもなく引退するネパール軍のカタワル参謀長を、フランス駐在大使に任命する準備をしているようだ。これを“報酬”とみるべきか、“追い出し”とみるべきか、何とも言えないが、引退後、国内にとどまっていろいろと画策をされるよりは、海外にいっていただいたほうが安泰という考え方もある。

 Kantipur紙は昨年、編集長をはじめとする大勢の記者が退社して、そのうちのほとんどが日刊紙Nagarikの記者となった。NagarikはKantipurとは異なる“ソフト路線”を打ち出して、Kantipurを越えようと試みているようだが、まだまだKantipur紙にはかなわない。今日のKantipur紙に3面に掲載された警察高官の昇進問題も、同紙にまで優秀な記者が残っていることを示す記事だ。

 政府は一昨日、内務省管轄下にある3つの治安機関(警察、武装警察隊、調査局)の大勢の高官の昇進を閣僚決定したが、Kantipur紙は、このなかにかつて汚職で名を馳せた高官がたくさん含まれていることを指摘している。警察高官であるDIGに昇進した警官のなかには、過去に汚職で3年間停職処分を受けた警官3人が含まれているという。先日、各省の政務次官への官僚の昇進を決めたさい、主要政党が出した官僚のリストに従って決められたことは周知の事実だが、治安機関での昇進にも政党リーダーが絡んでいる。政党と官僚の密着は、この国の官僚界の最大の問題の一つといえる。

 

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