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少し前から、また雨が降りだした。今日はジャナイ・プールニマ、そして、明日はガイ・ジャットラで公休日である。今年はカレンダーが例年よりも早めなようで、お祭りがいつもよりも早め早めにやってくる。ダサイン祭も9月末、昨年よりも半月ほど早く始まる。
今日は早朝から悲惨なニュースが入ってきた。昨夜1時ごろ、ラトナ・パークで歩道を歩いていたインド人7人を暴走してきた車がはねるという事故があり、6人が死亡、1人が重傷を負った。事故を起した運転手は車を捨てて逃亡。運転手の父親と兄が警察に逮捕されたが、当人はまだ捕まっていない。事故のため、現場近くのラトナ・パークからビール病院の周辺、そして、ナヌマンドカの警察署周辺では、デモ隊が出ており、朝から交通妨害をしているそうだ。この事故に関して、ネパール人が運営するブログでは、犯人が警察高官の息子で、警官が逃亡を手伝ったなどという“噂”が書かれていたが、警察はこれが「事実ではない」と否定している。
さて、マオイストは明日までに政府がカタワル参謀長罷免問題に関して合意するか、議会でこの問題を議論するという要求に応じなかった場合、7日から再び議会妨害を再開し、さまざまな街頭運動を始めると宣言した。昨日、ネパール首相はこの問題について話し合うために、議会政党による全党会議を招集したが、ネパール会議派と統一共産党が「この問題は解決済み」とする姿勢を譲らなかったために、話し合いは決裂。マオイストが明後日から運動を始めることがほぼ確実視されている。問題のカタワル参謀長は今週末から軍を離れることになっているが、マオイスト側は国軍の文民統制に関して“けじめ”をつけることを求めている。しかし、NCやUMLを含めた大半の政党はカタワル参謀長の引退で、「問題は解決した」と認識している。
マオイスト側はすでに「運動開始準備態勢」に入っており、プラチャンダは昨日、党員に「議会と街頭での運動を通じて、マオイスト率いる国民政府を樹立する」と話している。彼らが運動を始めれば、憲法制定や軍の統合問題など、すべてのプロセスがさらに遅れることは必至である。これは中央委員会決定でもあり、マオイスト側は容易なことでは譲らないだろう。さて、ネパール首相に、これを解決するだけの手腕はあるだろうか。
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