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一昨日、ラトナ・パークで起こった車の事故で、事故後現場から逃亡していたホンダ車を運転していた20歳の学生が警察に出頭した。6人(インド人5人とネパール1人)が亡くなるという被害の大きさだけでなく、車を所有するカトマンズの中流階級(地元のネワール人)の息子が加害者、外からカトマンズに来て、やっとのことで生活している庶民(間借り人)が被害者となったことから、余計に悲惨な様相を示している。加害者の20歳の男性はカトマンズ市内の私立校に通う学生で、当夜、20歳の誕生日を祝うために、自宅に友人を呼んで酒を飲んでいたという。深夜、親が所有する車を運転して、友人を自宅に送っていく際に事故を起している。一方、被害者のインド人は、20年以上前からカトマンズに住み仕立て屋を営む夫婦、時計の修理屋で働く青年、道端で商いをする人など、いずれも、ぎりぎりの収入で、カトマンズの旧市街に間借りをして、細々と暮らしている人たちである。貧富の格差がますます広がるなかで、ぎりぎりの収入を得て暮らす人たちは、一生自分の家を所有することもない。カトマンズの大都市化を示す典型的な事件のようで、何とも悲惨としか言いようがない。 |
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