Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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この1週間が正念場

 いつのまにか、ジャカランダーの花も散ってしまった。タライでは気温が40度C近くにまで上がっているそうである。我が家からはカトマンズ盆地の西にある丘の上のスワヤンブナート寺院を望むことができるのだが、ゼネストが始まってから、空気がきれいになったせいか、あるいは何度か降った雨のせいなのか、寺院の前の階段まではっきりと見えるようになった。これから雨季にかけて、カトマンズ盆地は緑がきれいな季節に入る。2年前に庭に植えたザクロの木は私の背丈ほどに育ち、今年は5つの実がなっている。まだ花びらが散ったばかりで、実は小さいのだが、今年こそ食べることができるくらい大きく育ってほしいと思う。
 
 マオイストは昨日開かれた常備委員会議で、プラチャンダ以外を首相にすることにGoサインをだした。インドのスード大使やネパール会議派は、以前、バブラム・バッタライであればマオイストの主導政権を受け入れると話していたが、マオイストがゼネストを始めてから、ネパール首相と政府は「マオイストがYCLの解体や軍の統合・リハビリ問題に合意しないかぎり、辞任をしない」と、態度を硬化させている。
 
 一方で、政府は5月17日までに、制憲議会の任期延長のために暫定憲法を改正案を議会に提出する準備を始めた。改正案を議会で認可するプロセスには一週間を要する。マオイストが全議席の3分の1以上の議席をもっているために、改正案を認可するにはマオイストの協力が不可欠となるわけだが、彼らはネパール首相が辞任しないかぎり、任期延長は認めないと公言している。
 
 こうした状況からも、マオイストにとっても政府にとっても、ここ数日間がこの先を決める正念場となる。この改正案が議会に提出されるまでに、ネパール首相は進退を明らかにする必要がある。同時に、マオイストは特にマオイスト軍の解体と武装解除の問題とYCLの問題について、決定をしなければならないわけだ。両者がどんな決定をするかで、制憲議会とこの国の将来は決まることになる。
 
 
 
 

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