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今日、ポカラにあるフルバリ・リゾートホテルで、パラス元皇太子が逮捕された。数時間におよぶ事情聴取のあと、パラスは自身がチャーターしたヘリコプターで事件があったチタワン郡の警察署に連行された。元皇太子は現在、チタワンの警察の訓練施設で“VIP扱い”を受けて拘置されている。官憲は公の場で銃を発砲して治安を乱したという件と、違法に銃を所持していたという件でパラスを起訴したそうである。前者に関しては保釈金を払って釈放可能、後者は3年から7年の刑か、6万から14万ルピーの罰金となるそうだ。その程度の“罰”ということである。
今回の事件では、罰の重さよりも、元王室メンバーに対するイメージに大きな悪影響を与えたことが重要だろう。このところ、ギャネンドラ元国王やパラス元皇太子は宗教行事に積極的に出席して、旧王室のイメージアップに努めていた。とくに、良いイメージを保っているパラスの妻のヒマニ元王妃にNGOを設立させて、社会奉仕の分野で礎を築こうと試みていた。こうした動きの背後にいると予測される元国王は、おそらく王室メンバーを、あるいは自身が政界に進出することまで考えているのかもしれない。しかし、今回の事件は、こうした旧王室の意図にある程度のダメージを与えることになるだろう。
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2010年12月15日
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