Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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あと、2ヶ月

5月28日まで、残すところ2ヶ月となった。制憲議会は議論することがないために休会中。憲法委員会に憲法条項案を提出したのは2つだけ。どう考えても、期限内に憲法を制定することは不可能である。政党政治家のなかには、「やる気になれば、2週間で憲法はできる」などと豪語している人もいるが、どの政党にも“やる気”は見られない。憲法専門家のジャナルダン・シャルマは「5月28日までに憲法ができなかったら、制憲議会は解散される」と、現憲法では制憲議会の期限を延長することは違憲であると主張している。「期限内にはできないこと」はほぼ確実となったが、それを誰が言い出すかが問題である。最終的には、ハイレベル政治メカニズムがこの問題を話し合うことになるのだろうが、肝心のメカニズムはギリジャ・バブ亡き後、誰がこれを率いるかという些少な問題で対立している。
 
誰と話しても、この国は崩壊に向かって進んでいると希望のない意見ばかりである。政治が混乱しているあいだに、経済は実質的に崩壊寸前の状態にまで悪化しているが、最悪の経済状態に警鐘を発する政治家さえもいない。ここまできても、国と国民のことを真剣に考えている政治家がいない。
 
BBCラジオ・ネパール語放送の討論番組「サージャ・サワル」を聴きながら、これを書いている。今日の議題は「5月28日に憲法はできるかどうか」というもの。各政党からの代表の話しを聞いていると、一般参加者のほうがよほどまともな考えをもっているなと感心する。「制憲議会は解散されても、大統領の任期は継続可能」と話す法律家(スールヤ・ドゥンゲル)、「5月28日に憲法ができなかったら、ビドロヒ(謀反)をして、国民が憲法を作る」と話すマオイスト議員(エカラジ・バンダリ)。「国民は制憲議会議員に5月28日までの任期しか与えていない」と任期延長に反対する一般参加者の女性。私も任期の延長はすべきではないと思う。政党は何としても期限内に憲法を制定すべきである。それ以外のオプションは考えるべきではない。

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