Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 スペースタイム・ネットワークのザミン・シャハの殺害に関連して、ネパール警察内部の不祥事が明らかになった。昨日、週刊紙Jana Asthaが事件に関係した元副警視(DSP)ジャグディシュ・チャンダの逮捕が直前でキャンセルされたという記事を掲載していたが、今日になって、日刊紙Kantipurが、チャンダが昨日、インドに逃亡したことを報道した。Jana Asthaの記事が関係しているのかどうかは知らないが、同紙によると、ネパール警察は昨日、チャンダを逮捕する予定だったが、その直前にチャンダは逃げてしまったという。

 警察はこの事件に関連した別の警官をすでに逮捕しているが、この警官の証言でチャンダが事件の首謀者の1人であることが明らかになっている。チャンダは殺害を計画(指示)したインド人の“バブルー”(現在、ラクナウ刑務所で服役中)と何度も電話で連絡をとりあっていたことが、通話記録から明らかになっている。これは、治安に関係してネパールが現在抱える最大の問題の一つ“impunity”(つまり犯罪を犯しても罰せられない)の状況に、国家(警察と政治家)が深く関わっていることを明確に示す例である。この件だけでも、少なくとも内務大臣は辞任をすべきなのだが、そんな気配はまったくない。

 プラチャンダは追い詰められると「病気」を理由に篭もる癖があるようだが、昨日も、ハイレベル政治メカニズムの会合を病気を理由に欠席した。おそらく、軍統合問題に関してマオイスト軍からの強い圧力がかかっており、彼らの言い分と現実のあいだのギャップをどう埋めたらよいのか迷いに迷っているのだろう。メカニズムや軍統合特別委員会では、何人を治安機関に統合させるかが問題になっているが、サウスブロック(インド外務省)はネパール軍には1人も入れるべきではないという方針を変えていない。一方で、新憲法の完成が明確になるまでは、統合をしないというのがマオイスト方針だが、NCもUMLも、即時に統合を始めることを主張して譲らないことは明らか。さまざまな状況を見ていると、マオイスト側が大幅に譲歩をしないかぎり、事態は対立の方向に向かって進んでいくだろう。

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