Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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モラルを失ったUML

最近のニュースを見ていると、統一共産党(UML)がいかに腐敗した政党であるかを示すものが目に付く。昨日発売された週刊誌Nepalには、ネパール首相が現政権への支持を勝ち取る目的で、議員を“買おうとした”試みに関する記事が掲載されていた。各議員には、自身の選挙区で使える開発予算が計上されるが、自党内の議員が首相辞任を求める署名キャンペーンを始めたことが明らかになったあと、ネパール首相とUMLの閣僚は、地方開発省を通じて、自党の議員にのみ追加予算をばらまこうと試みたと記事にはある。財務大臣(スレンドラ・パンデ)が自党の閣僚であるからこそできることだが、現財務大臣が自党のためにこれまでのどの財務大臣よりも多額の国家予算を使っていることは、すでにさまざまなメディアが報道していることである。これに関しては、UML内部のリーダーでさえ、「議員に対する賄賂である」とコメントしている。
 
土曜日には、UMLの党本部の敷地内で、ジャパ運動の闘士だった60歳代の男性が自殺しているのが見つかった。ジャパ運動の最後に逮捕され、10年間投獄されていたこの男性は、経済的に困窮しており、自分の息子に仕事をくれるよう閣僚に頼みにきた。党本部に宿泊しながら、ネパール首相やラワル内務大臣に陳情に行っていたという。新聞報道によると、ラワル内務大臣がきつい言葉を使ってこの男性の要求を拒絶したことが自殺の原因ではないかと疑われている。UMLはジャパ運動の闘士が中核となって結成された政党だ。ラワル内務大臣は、ガッチャダール副首相の要請に応じて、彼の娘婿である警察官を昇進させた。個人的な関係から、西ネパール出身の警官幹部を大勢昇進させたことは周知の事実である。しかし、かつてのジャパ運動の闘士の老人には、けんもほろろな態度をとっている。ビデャヤ・バンダリ国防大臣も、先日のバルディヤ国立公園で起こった女性3人の射殺事件や、マイナ・スヌワル殺害事件で、ネパール軍をかばうばかりで、被害者家族に大変冷たい態度をとっている。これらの例は、UMLの閣僚がいかに非人間的であるかを示す例にすぎない。
 
バルディヤ国立公園の事件の軍士官や兵士は、結局罰せられることなく終わりそうだという報道もある。ネパール軍内部の人間の不祥事が相続いているにもかかわらず、現政府は軍をかばうばかりで、明らかに罪を犯した人間を罰することもしない。倫理やモラル、党員に対する思いやりを失った政党は、今後ますます衰退することになるだろう。

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