Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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マオイストの首都集中

 今日の日刊紙Nagarikによると、マオイストはメーデーのプログラムのために、月曜日から毎日約2万人を地方から首都圏に連れ込んでいるという。街を歩いていても、明らかに地方から来たマオイストだと思われる集団をあちこちで見かける。スンダラでは、複数の食堂の前に数十人が長い列を作って並んでいるのを見た。コプンドールにあるマオイスト所有の建物には数千人が宿泊することになるそうだ。閉鎖されている私立校から、建設現場まで、空いている建物があると、占領を始めたようである。警察は今朝から、政府の建物や学校を占拠しているマオイストの追い出しを始めたが、迷惑をこうむるのは地元の市民だろう。マオイストが集団で宿泊しているところの近くでは、すでに、商店から食料がなくなったり、物価が上がっているという報道もある。
 
 ネパール首相は昨日からSAARCサミットに出席するためにブータンに行った。金曜日に戻る予定だが、メーデーのプログラムを中止させることができるのは、昨日も書いたようにネパール首相の辞任だけである。今日までの状況を見ていると、ネパール首相が金曜日に帰国してすぐに辞任を表明する可能性は見えていない。首相はブータンでインドのマンモハン・シン首相と会談することになっているが、衝突回避のために即刻、首相を辞任させるとしたら、それはシン首相がネパール首相に辞任を求めた場合だけである。
 
 先日、Nagairkに掲載されたコラムで、C.K.Lalは統一共産党の情報通信大臣で政府スポークスマンを務めているシャンカル・ポカレルが国王政府のスポークスマンだったカマル・タパよりも強硬な態度をとっていると指摘した。ポカレルはマオイスト制圧のためにネパール軍を動員すべきと繰り返し発言している。確かに、現政府の、とくに統一共産党の閣僚(国防、内務、情報通信大臣)や、ビジャヤ・ガッチャダール副首相の発言を見ていると、国王政府の閣僚よりも性質が悪い。国のためを少しでも思うなら、ネパール首相は即刻辞任すべきである。
 

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