|
昨日も街を歩いていると、列を作って歩いている集団をあちこちで見かけた。夜はタメルに食事に行ったのだが、パーティー会場に入っていく100人ほどの集団を見た。昨日から、苦情を受け取った学校などからは警察が追い出しを始めたらしいが、すでに何万人もの人がメーデーのデモのためにカトマンズに入っている。強制的につれてこられた人や、何のためにカトマンズに来たのか知らない人もいるそうである。今朝は、カトマンズ中心を赤いTシャツを着たマオイストがマーチ・パス(デモ行進)をしているニュースを放送していた。
水面下では3政党の交渉が進んでいると聞く。ネパール首相がブータンに行く前に出した提案は、「マオイストがメーデーのプログラムを中止すれば、自身は辞任する。5月28日までは自分が暫定的な首相としてとどまる。この間に、新首相の問題や制憲議会の任期延長の問題を合意のもとに決める。ただし新首相はプラチャンダ以外のリーダーに」というものである。
昨日開かれた主要3政党のトップ・リーダーの「Decisive Debate」プログラムで、統一共産党のカナル党首は、合意成立のためには現政府辞任の用意があると発言した。その前に開かれたUMLとNCの会合で、カナルはNCが現政権への支持を取り消さなくとも、自党は引くつもりだとする意向を伝えて、NCに新政権発足を決めるよう迫ったという。
インドのマンモハン・シン首相は、今日、SAARCサミットでネパール首相と会見したさい、現政権への支持を伝えたと報道されている。ネパール首相はますます強気になって帰ってくるのだろうか。
一方で、5月1日からのマオイストの動きによっては、ネパール軍を動員する動きもある。昨日、バンダリ国防大臣はグルン参謀長との会合で、ネパール軍が警戒態勢を布くよう指示をだした。この席にはバンダリと個人的に非常に近いK.P.オリも同席していたという。与党内の一派に、マオイスト制圧のために国軍の動員を欲している人たちがいることは確かである。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2010年04月29日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]




