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5月28日に向けてのカウントダウンは11日となった。政府は今日、制憲議会の任期を1年間延長するための暫定憲法64条の改正案を提出した。暫定立法府でこの改正案が認可されるには、3分の2以上の議席の賛同が必要である。したがって、3分の1以上の議席をもつマオイストの協力が不可欠となるわけだが、マオイストはネパール首相が辞任しないかぎり任期の延長は認めないという姿勢を変えていない。マデシ・ジャナアディカール・フォーラムを含む野党9党も、マオイストと同様の方針でいくことを表明している。
統一共産党のカナル党首は今日、「11日のあいだに、“奇跡的な”合意が成立する」などと発言しているが、何を根拠にこんなことを言うのか理解できない。同党の副党首であるバムデヴ・ガウタムは、ネパール首相の辞任を求める声明を出したことが原因で、党から処分されることになった。自己批判を求められているが、ガウタムは「自分のしたことは間違っていない」と主張している。離党の噂もある。どう見ても理にかなった主張をしているガウタムが党から処罰され、包括的和平協定に反する発言を繰り返してきたもう一人の副党首ビデャ・バンダリ国防大臣が処分の対象とならない事実が、今の統一共産党内のモラルの崩壊を示している。この政党は、次の選挙で間違いなく、さらに後退することになるだろう。
ネパール人に任期のブログ「MySansar (http://www.mysansar.com/)」に、「マダヴ・ネパールはサイになったそうな!」という記事があった。最近のネパール首相の厚顔無恥な態度を揶揄して、ネパール首相の顔は“サイの皮膚”のように厚くなったというものである。この記事にコメントを書き込む人の大半は「反マオイスト派」だが(つまり、特定の政党とは関係のない一般人ということ)、これだけ政権取りに失敗していながら、まったく辞める様子がないマダヴ・クマール・ネパールは「辞任をすべきだ」と、うんざりしたコメントを書き込んでいる人が極めて多いのが面白い。「選挙に負けた首相は、やはり選挙に負けたアドバイザー(ラグジ・パンタのこと)を側近にしている」と鋭いところをついたコメントもある。ネパール首相よ、国民はあなたが思っているよりもずっと賢いのだということに、一体いつになったら気づくのでしょうか?
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2010年05月18日
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