Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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街を歩いて

 実は、金曜日に突然熱を出したのだが、解熱剤を飲んで毎日外を歩いているうちに、気がついたら治っていた。昨日は終日、日に当たり、集会が終わったころには、さすがにめまいがしたのだが、今日はすっかり良くなっていたので、夕方、街の様子を見に2時間ほど外を歩いてきた。マオイストが商店を開けてもよしとしていた午後6時の1時間前に家を出たのだが、まず、コプンドールの路上で大勢マオイストが集まって歌を歌い踊っていた。スンダラの路上にはさらに大きな集団が道端に座り込んで、誰かが詩の朗読をしているところだった。そこから数百メートル北に行ったビール病院の前では、輪を作って歌を歌いながら、西ネパールの伝統的な踊りを踊っていた。そのすぐ先のラトナ・パークでは、誰かが演説をしている。路上はどこもかしこも人ばかりで、まるでカーニバルのような雰囲気である。
 
 しかし、この統制が崩れて、何かが起こったとき、治安部隊の銃弾を受けるのは彼らであると思うと心が痛む。人民戦争がそうだった。リーダーたちは安全なところから人々をあおるだけ。銃弾に命をさらしたのは、今、カトマンズの路上にいるような地方の村人たちが大半だった。今回もそんなことにならないように祈るしかない。
 
 この国には、そして隣の国には、事態が対立の方向に向かうことを望んでいる人たちがいる。3政党のリーダーたちには、何とかそうした人たちの思惑に流されることなく、話し合いを通じて合意に到達してほしい。これ以上、血が流れることがないことを心から祈る。

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