Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

 明日の首相選挙には、結局、主要3政党全党が候補者をだした。マオイストはプラチャンダことプスパ・カマル・ダハル、ネパール会議派はラム・チャンドラ・パウデル、統一共産党はジャラナス・カナルである。プラチャンダは今朝のバブラム・バッタライとの会見で、無理矢理バッタライを抑えての立候補である。統一共産党は、議会が始まる明日午前11時までに、カナルが全議席の3分の2以上の議席の支持を取り付けることができた場合(首相選挙は過半数以上の議席で当選となるが、憲法制定には3分の2以上の議席が必要となるため)立候補するという条件つきである。支持を取り付けることができなかった場合には、立候補を取り消して、投票には参加しないことに決まった。
 
 カナルが4つのマデシ政党と小政党からの支持を得ることができた場合、プラチャンダは立候補を取り消してカナル支持にまわることもありうる。バッタライが立候補していたら、容易にカナル支持にまわったと思われるが、自身が立候補した以上、過半数の支持獲得を試みるだろう。実際、プラチャンダは現在、マデシ政党のリーダーと会見して、支持を要請していると報道されている。
 
 つまり、今のところ、カナルが3分の2を超える支持を取り付けることは困難と見られる。明日の投票で、統一共産党がどの政党も支持しなかった場合、どの候補者も過半数を勝ち取れず、大統領選挙のときと同様に、決戦投票に持ち込まれる可能性が高い。
 
 どうやら、マオイスト党内にも統一共産党と同じくらい深い亀裂が走っているようだ。夕方、ナラヤンカジ・シュレスタらプラチャンダ派リーダーのコメントとして、マオイストは自党が過半数をとれないことが明らかになったら、統一共産党のカナル党首を支持することを決めたと報道されたが、その後、バブラム・バッタライは「そんな決定はしていない」と発言した。バブラムは「明日、候補者を立てる」と明言している。明日午前9時に政治局会議が召集されているが、キランも「自党から候補者を」と言う意見であるために、プラチャンダ派の「カナル支持」の方針が通る可能性はないというコメントさえある。
 
 プラチャンダは自身が次期首相になる可能性がなくなったために、ロビー活動を真剣に行っていなかった。「バブラム・バッタライであれば、支持をしてもよい」(マデシ政党)という声があるなか、早くからバブラムを立ててロビー活動をすれば、あるいは過半数をとる可能性もあったかもしれない。しかし、すでに遅すぎる。バブラムと彼を支持するリーダーは、そんな党首の態度にいらだっているのだろう。KPオリもプラチャンダも、自分のことしか考えていないことでは共通しているようだ。統一共産党の中央委員会議は結論が出ずに、たった今終わった。決定は明日に持ち越された。

全1ページ

[1]


[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事