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大統領は合意の政府樹立のために12日まで期限を延長したが、主要3政党、とくにマオイストと統一共産党は「過半数の政府」樹立に重点を置いたロビー活動を続けている。他党からの批判を受け入れる形で、マオイストは軍統合・リハビリに関するプロセス案の詰めに入っている。今日にもこれを党決定して、他党に示すことになる。ところが、UMLのカナル党首はあくまでも自分が首相になる意図で、マデシ政党を初めとする他党からの支持とりつけに必死である。「マオイストが軍統合案を示しても、マオイストが政権を主導することを認めない」(今朝のKantipur FMへのUMLのプラディプ・ギャワリのコメント)という発言からも明らかなように、マオイストが新政権を主導することに関して、NCとUMLが容易に合意をする可能性はない。
マオイストの軍統合案のコアとなっているのは、メンバー全員に統合あるいはリハビリの意思を聞くこと。ネパール軍の現在の資格には従わず、軍統合の国際的なモデルに従うこと。そして、部隊ごと統合するか、あるいはマオイストからなる別の部隊を結成することである。今日の幹部会議でどんな結論がでるか、まだ不明だが、これまでのNCとUMLの態度からすると、彼らがこれを受け入れる可能性は低い。
それにしても、とくにUMLの態度は理解しがたい。最大政党としてマオイストが首相の席を主張すること、あるいは、まだ首相を経験していないネパール会議派が「次は自党の番だ」と主張することは理解できる。しかし、政権取りに失敗をし、自党の首相が「合意の政府樹立のために道を開ける」と言って辞任したあとに、恥ずかしげもなく「過半数の政府樹立」のために動くとは。UMLは“最低の政党”に落ちつつある。
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2010年07月09日
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