Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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UNMIN後の動き

 このブログを毎日見ていただいている方々には、大変不義理をしております。年末年始にかけて、ネパール政治にはさまざまなイベントがあったのですが、オンタイムでここに書くことができませんでした。
 
 ヤダヴ大統領は1月21日までに“合意の政府”を樹立するように政党に指示を出したが、そのための話し合いは始まっていない。今の状況を見ると、合意の政府はできずに、議会で投票により決めることになる可能性が高い。
 
 1月15日にUNMINが撤退した直後に、ネパール軍はインド政府に軍事物資の援助再開を要請した。これに応じて、すでに弾薬の製造材料などの物資がネパールに向けて運搬されていると今日のKantipur紙が伝えている。マオイストはもちろんこの動きに反発をした。特別委員会のなかでは、ネパール軍の監視を継続するかどうかで見解の相違がでている。予測された問題である。マオイスト軍は22日に式典を開いて正式に党を離れて特別委員会の指揮下に入ることになっている。
 
 マオイスト党内の対立はますます深まっている。昨日から先の中央委員会議で決定した新方針に関する政治トレーニングが始まったが、昨日、カトマンズで開かれたネワールとタマンの州委員会主催のプログラムで、プラチャンダが新方針に反対の意を明らかにしたバブラム・バッタライ副議長の演説を阻止したことから、バッタライとバッタライ派のメンバーはプログラムをボイコットした。そのため、党本部は急きょプログラムを中止して、政治局会議と中央委員会議を開くことを決めている。
 
 昨日の政治トレーニングでは、プラチャンダが非常に過激な演説をしたようだ。英字紙Republicaによると、People’s Revoltを主軸にした新方針の目的を「国家権力を掌握して、人民連邦共和制を実現すること」と話している。2月13日の人民戦争記念日に平和的な街頭運動を始めるプランも明らかにしている。もっとも、これがどれだけ議長の本心に基づくものであるかは不明である。プラチャンダは今回、キランことモハン・バイデャの方針を全面的に取り入れた方針を作っているが、以前にも書いたように、その真の目的は、バッタライ派制圧・キラン派との接近にあるのかもしれない。
 
 バッタライの党外での任期は圧倒的である。先日、Kantipur紙が行ったアンケートでは、バッタライ、プラチャンダ、ネパール会議派のラム・チャンドラ・パウデル、統一共産党のジャラナス・カナルのうち、誰が次期首相とあるべきかという質問に対して、バッタライが83%という圧倒的多数の支持を獲得、パウデルが2位で
7%、プラチャンダが6%だった。外交サークルでもバッタライ人気は相変わらずである。さらに、インド政府もバッタライに対して明らかに異なる態度を示している。プラチャンダが脅威と感じても無理はない。

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