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今朝のカトマンズは曇り空、雷鳴がごろごろと聞こえている。今年のバイサーク月は例年よりも雨が多いようだ。この時期に雨が降ると、田植えの時期に雨が降らないという声を複数の人から聞いた。計画停電は1日14時間から、ここ1、2週間で1日10時間に減った。今年も「ブーミャ祭」が近づいているが、ロルパに行こうかどうか、まだ迷っている。
さて、制憲議会の任期が切れる5月28日まで、残すところ18日。マオイストは軍統合の方法とスケジュールを打ち出して、憲法案を作成したうえで、制憲議会の任期を4ヵ月から6ヶ月間延長する提案をする意向だが、カナル首相が先週末から15日までトルコにでかけ、ネパール会議派は各地でマオイストに圧力をかける目的の政治キャンペーンを展開中のため、リーダーがカトマンズに不在で会合を開けずにいる。制憲議会の運命が決まるのは、去年と同様に、任期切れぎりぎりとなる可能性が高い。
一方で、カナル首相は5月4日に4度目の内閣拡大を行ったが、マオイストに内務大臣の席を与えたために、統一共産党のKPオリ、MKネパールの一派から強い反発を受けている。オリ、ネパールはカナルが党決定に反して治安関係の大臣をマオイストに与えたとして、カナルに対する党処分の可能性も示唆。オリは現政権は完全に失敗したとして、合意政府樹立の道を開けるために、カナル首相に5月28日よりも前に辞任するよう求めている。統一共産党はカナル首相が帰国したあとに、この問題を話しあうために中央委員会を開くことになっているが、首相は厳しい立場に立たされることは間違いない。
マオイスト党内では、閣僚人事をめぐって、ダハル議長とバイデャ副議長の対立が深刻化している。4日の内閣拡大で大臣や国務大臣に任命されたバイデャ派のリーダーは、さまざまな理由をあげて就任の宣誓式への出席を拒否した。女性子供社会福祉大臣に任命されたロルパ出身のジャヤプリ・ガルティ・マガールは、任命された女性大臣が1人(女性の国務大臣は1人)だけだったことに反発して、「全閣僚の33%を女性にしないかぎり、就任の宣誓はしない」ことを公にしている。
マオイストは制憲議会の任期を延長するために、軍統合の問題を早期に解決する姿勢を見せている。与党2党の党内対立はかなり深刻化しているが、制憲議会の任期を延長する以外に道はないことは事実である。
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2011年05月10日
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