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ジャーナリストを肩書きとする者として、取材で得た情報、あるいは誰かが「伝えてほしい」と提供してくれた情報を伝えるメディアがないことほど歯がゆいことはない。ネパールの政治などという、日本のメディアにとってはほとんど興味の対象となりえないテーマを長年取材してきたせいで、そうした歯がゆい思いは散々経験してきた。それでも長く取材を続け、少しずつでも作品を発表していれば、それなりに仕事の評価をしてくれる人はいるもので、ありがたいことに、そうした方々から身に余る機会を与えていただいたりもした。わずかながらでも、一応、文章を書くことにより情報を「売る」ことを職業とするからには、第三者が介入しないHPやブログを個人で運営することには、ずっと躊躇を感じていたが、ネパールが歴史上最大の転換点に立っており、しかも、そのプロセスを現場で目撃するという、ジャーナリストとしては幸運至極な立場にあるなかで、どんな形ででも、自分が得た情報を発信する義務があると感じた。このブログを始めた動機はそこにあった。第三者の目(評価)を通らない情報発信には、正直言って、今も躊躇がある。また、ブログというメディアに公表できる情報は、きわめて限られている。それでも、生の情報を最も早く発信できるメディアとして、この方法を選んだ。それが正しかったのかどうかは、まだ、正直言ってわからない。迷いながらの毎日だが、定期的に目を通してくださっている読者の方に感謝の意を表したい。 |
このブログについて
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ネパールは今、その歴史のなかで最大の分岐点に立っています。国民がとるべき道は三つ。つまり、国王が絶対王政を続けることを許すのか、本当の意味での立憲君主制を確立するのか、そして、王制を廃止して共和制の道をとるのかです。 |
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