悩みに悩みましたが、さらばということで最後の記念に奮発してしまいました。
さらば あぶない刑事 タカカスタムです。
もう現在ではリアリティ重視に加え、諸々の規制も多く、あぶない刑事や西部警察等に代表される、ドンパチ系の刑事ドラマはめっきりなくなってしまいました。あぶ刑事こそがこういったドンパチ系の最後の星であったわけですが、遂に二人も定年を迎え、さらばとなるわけです。
古きよき昭和の刑事ドラマがこれで完全に終焉を迎える。そんな気もして感慨ひとしおですが、そういった意味も含めて、思い切ってしまいました。
刑事ドラマに憧れていくつもモデルガンを購入してきましたが、メインはMGCで、昔は価格もそこそこでした。
そんなMGCも終了に向かうにつれて値段が高くなり、リターンズのタカカスタムあたりはかなり高く感じましたね。その時はまだ学生でしたから、約4万ほどですが、かなりの覚悟で購入した記憶があります。
そんなMGCも完全終了。まだまだあぶない刑事まではプロップのベースとなっていましたが、そんなまだまだからさらに10年。近年は様々な映画でエランの銃が使われているようで、あぶ刑事もその流れに乗ってか、エランの銃がプロップとなりました。
あまりに高級すぎて、興味を持つことすらなかったメーカーですが、どうしても他メーカー製では再現できない仕様になるに至って、購入を決断するに至りました。しっかりとあぶ刑事の名称使用のライセンスも取得してるあたりがオフィシャル感を高め、購入欲をそそりましたね、外観的にプロップと同一という「本物感」もまたファンとしてはたまりませんね。
前置きが長くなりましたが、外箱はこんな感じのシンプルなものです。このデザインひとつとってもいろいろ権利上の制約がいろいろあって苦労したとか・・・
外箱の中にはしっかりした厚紙で出来た箱が姿を現します。つるつるぴかぴかです。
そんなシンプルな箱を開けるといよいよタカカスタムとご対面、と思いきやコルトのロゴの入った布袋に銃本体は収められています。それ以外には、注意事項を記載した紙と認定証、アンケートハガキ、DVDマニュアル、カート、付属品という構成です。
そしていよいよラストとなるタカカスタムが姿を現しました。
常々ノーマルのイメージを損なわないシンプルなカスタムを希望していた舘さんですが、ここにきてその完成形が見えたような、そんなカスタムになっていますね。自分はフォーエヴァーのタイプが好みですが、あれは一番いろいろカスタムされていて、シンプルさとはちょっと離れている感じもします。
同社既発売のコンバットガバメントをベースに、少しカスタム要素を変更した雰囲気のものになっていますね。
たしかにシンプルですが、マネしようと思うと、素人のパーツ組み換えだけではどうしても真似できない部分があるところが、なかなか考えたな、と思うところでもあります。
もちろん初めてエランのガバメントを購入したわけですが、高いだけあって細部まできっちりと仕上げられています。他メーカーだとパーティングラインが残ったり、ヒケがあったりということが多かれ少なかれありますが、それがなく非常にシャープな仕上がりです。
そして重量。ヘビーウェイトではなく、より比重の高いスーパーロックライトR2.5なる材質を使用しているようですが、重量は実銃とほぼ同様の約1kgということで、樹脂製とは思えない重量感があります。
発火ブローバックモデルではありますが、恐れ多くて発火どころかカートを装填しての作動すら出来ません^^
最大の特徴である、斜めセレーション。斜めのセレーション自体はスプリングフィールドのガバメントなどでMGCなんかからも出ていましたが、シリーズ80の刻印との組み合わせというのが無い。
刻印やセレーションを刻むといった部分はパーツ交換云々では対処出来ない部分なので、ここがシンプルだけれども素人には簡単に真似できない所以でもあります。
うまいこと考えたなぁ、と思ったのはまさにこの部分ですね。
一部サイトでは舘さんのアイデアだと言われているブラックメッキのコルトメダリオン。
ブラックメッキもそうですが、馬の上半身のみが露出している新型のコルトメダリオンというのも珍しいですね。
ここも真似の難しい部分ですね。
そして斜めセレーションと組み合わされるシリーズ80の刻印。非常にシャープに、そして繊細に刻まれています。
反対側には「COLT'S GOVERNMWNT MODEL」ではなく「COMBAT GOVERNMENT MODEL」と刻印されています。
材質的にブルーイングが出来ないため、塗装仕上げだそうですが、繊細なヘアーラインとともにダークグレイに鈍く光るスライド、フレーム側面は非常に美しいですね。平面もカッチリ出されているため、非常に締まって見えます。
「まだまだ」のタイプ05から採用されているロングトリガー。
セレーション入りのストレートハウジング。このあたりは真似できますね。
グリップセイフティの黒染めはちょっとメッキ調の光った感じになっています。
チャンバーカバーにはお馴染みの刻印。あえてヘアーラインが無造作に残っている感じがリアルですね。
マガジン底面。刻印内容はお馴染みのものですが、横に潰れた書体が独特ですね。
実銃の純正マガジンもこんな感じなんでしょうか?
前回紹介したタイプF、フォーエヴァー仕様と並べてみました。
やはりブルーイングのほうが、色の深みはありますね。
実銃に比べやや大きいと言われていたMGCのGM5ですが、こうして並べると確かにひとまわり大きい感じがします。
最後はあぶ刑事コレクションと共に。
より実銃に迫ったリアルなモデルを追及するのも好きですが、今回のようなモデルは、撮影に使用された本物まんまということで、ある意味本当に作品で使用された「実銃」と言える位置づけで、同じものを手に出来るという幸せはファンとしてはたまらないものがありますね。
今後こういった現実世界を無視した娯楽性のあるドンパチものの刑事ドラマは作られないでしょうし、
そういったものを格好良く演じられるスターも出てこないと思いますが、
そういうものに憧れたオッサンとしては、最高の記念となる逸品となりました。
本当に好きならば、思い切って買う価値は存分にあると思います。