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今から5年前のとある冬の日 友人のFジイに、紹介したい人がいると呼び出されたことがあった。 2度断ったが、3度誘われたので しぶしぶ指定されたファミレスへ行くと Fジイと、その隣に30歳くらいのメガネスーツの男が座っていた。 わたしはとりあえず、彼らの対面に座り お腹がすいていたので、生姜焼き定食をフランス語でオーダーした。 ねろす 「S'il vous plaît donnez le gingembre qui grille d'hote de la table à moi.」 ウェイター 「かしこまりました。」 それから10分後 ウェイターが運んできたのは、焼肉定食だった。 やはり、南部訛りの英語で注文すべきだったかと後悔しながらも わたしは、ひたすらに焼肉定食をむさぼった Fジイとメガネスーツは 食べ終わってからでいいよと、妙に優しかった。 しかし、わたしは彼らがなぜそんなに優しくするのか うすうす気付いていたので、愛想笑いもしなかった。 じつはこの頃、Fジイはネットワークビジネスにのめり込んでいて 以前からわたしを誘いたがっていたのだ 案の定、メガネスーツはこんなことを言い始めた 「きみは今の生活に満足してるかな?」 「今の給料があと50万多かったら、人生が楽しくなると思わない?」 「きみの夢をかなえるお手伝いがしたいんだ」
パードゥン?
それに考え方もわたしとはまるで違う。 たしかにあと50万あれば、今より楽しいこともできると思う。 だけど、きっとそれじゃ満足しない。 あと、50万、100万って限りなく求める。 そうやって成功していく人もいれば、堕落していく人もいる。 そもそも人生って元から楽しい。 生姜焼き定食を頼んだのに、焼肉定食が来ちゃうし でも食べてみたら、案外焼肉でよかったって思える。 そして目の前には、メガネスーツなのに一攫千金を夢見てる男がいる。 それだけで楽しい。 幸せは不幸に、不幸は幸せに繋がっているかもしれない そのネットワークにビジネスは要らないと思うから Fジイの誘いは3度断ることに決めた15のよ〜る〜♪
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