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先日の鉞、鋼の材料がどうしても気になったので、 思い切って錆びさせて見ました。 前回も書いたとおり、鋼に何らかの模様が出る場合、玉鋼の可能性と、 現代鋼でも何らかの条件で鋼の層が積層状に見える場合の両方が考えられます。 玉鋼が原因の場合積層模様は炭素量の異なる複数の鋼を折り返し鍛錬したことで、 それら異なる性質の鋼がパイ生地状に見えるわけですから、錆びさせて見れば、 現代鋼の場合は炭素量が均一なので錆びも模様とは関係なく均一に現れ、 玉鋼の場合は炭素量の違う層ごとに錆び方も異なるので、 錆びも層状に表れる可能性が高いと思います。 ―で、やってみた結果が上の写真なんですが・・・・・。 う〜ん? 部分的には錆が層状になっているように見えるけど? あまりに錆び方も不規則で、これはこれでよく分かりません。(汗) 実験の後錆を落とすためにもう一度研ぎなおしてみたところ、 どうやら鍛接線近くに現れていたクモは全体に薄くなりつつも続いているようで、 鍛え傷らしき物は光沢がある鋼とクモの中間に出ているらしい事が分かりました。 なんとなく実験の結果は玉鋼の可能性がより強まっただけで、 結局どうなのかはイマイチ分からずじまいになってしまいました。
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斧(おの)・鉞(まさかり)
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では思い切って、コマ名倉を使って研いでみましょう。
玉鋼のような折り返し鍛錬痕は結構はっきりと出ます。相性がありますが・・・
内曇砥石でないと石でも、その効果はあるみたいです(但し浅黄以外)
2014/3/11(火) 午前 0:50 [ 狛犬 ]
狛犬さん今晩は、いつもコメント有難うございます。
コマ名倉は下地研ぎの段階で使用していますが、
残念ながらコマでは鋼の繊維をはっきりさせる効果は期待できないようです。
やはり刃引きは内曇か内雲系の巣板をダイヤで均しつつ使うのが一番のようです。
2014/3/11(火) 午後 6:30