鉄の表情ぎゃらりー

今年も古物市探索頑張るぞ〜!

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あまりに長くなりそうな予感がしたので、その1、その2に別けました。

内容も包丁か工作か、カテゴリ別けに困る内容ですが、柄を自作し仕込んでみるというのがテーマなので、一応工作に分類する、―という編集です。


前回に続いてこの包丁の仕込みの工程を書いていきますが、最初に手を付けるのは顎の部分です。

ここの所は一度柄に仕込んでからだと、鑢を当てるのがうんと難しくなってしまうので、私は仕込み前に終わらせるべき工程だと考えています。


使う道具なのですが、私は中目の鉄鋼ヤスリ(平)とダイヤモンドヤスリ(平&半丸)で荒削りをこなしますが、本当は鉄鋼ヤスリも丸か半丸があった方が、断然やりやすくなる作業です。

そしてサンドペーパーや、耐水ペーパーの類も、仕上げにはあった方が良いです。

この理由は下で。


https://blogs.c.yimg.jp/res/blog-68-91/new_alces/folder/13842/85/27087185/img_4_m?1446137384
https://blogs.c.yimg.jp/res/blog-68-91/new_alces/folder/13842/85/27087185/img_5_m?1446137384
https://blogs.c.yimg.jp/res/blog-68-91/new_alces/folder/13842/85/27087185/img_6_m?1446137384


顎をこのように整形しました。

元々の直角気味な形状と比べると、施術後は丸みを帯び、指を長時間当てても痛くないようになりました。

ちょっとした一手間ですが、私は使い手のことを考えるなら、本来全ての包丁がこのように作られるべきと考えますが、現実にはその一手間は省かれることが殆どで、このような理想的な完成形に初めからなっている包丁はあまり多くはないようです。


仕上げの処理は、上記の通りサンドペーパーや耐水ペーパーで磨きましたが、これはヤスリではどうしてもヤスリの角で深い擦り傷が入りやすいためで、ある程度形を整えてからはペーパー類の方が理想的な円形を作りやすいからです。

ペーパーの扱い方はボールペンなど、身の周りにある円柱形の物に巻き、カーブに合った径の円柱形を適宜探りながら使います。

これができるからこそ、ペーパーはヤスリよりも仕上げに向いている、と考えていいでしょう。


私はある程度の番手で擦ったら、最後に人造中砥石の研ぎ汁を付けたウエスで磨き、半鏡面状態で仕上としました。

しかし完全な鏡面仕上げが好みであれば、より目の細かいペーパー、例えば、ラッピングペーパーなどで傷を取り去り、仕上げにウエスに粒子の細かい研磨剤を付けて磨くと、かなりの鏡面度まで追い込めます。


その3に続く

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\(^^)ハイ 別名紙やすりと言いますのでねぇ〜♪
正しい使い方でしょう(笑)

2015/10/30(金) 午前 7:47 ゆうけん

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桜柄は、やはり美しいですね〜。
こんなものが自分で作れるのは本当にすごいと思うし、羨ましいです(^^;)。
この出刃は、出刃というより相出刃とか舟行に近い感じですね。
ちょっと切っ先が上がりすぎているようにも見えますが、裏がちゃんと当たっているからすごいですね(^^;)。
古い包丁とかって研いだことがないので、興味深いですね〜。

2015/10/30(金) 午後 0:15 [ せい ]

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★ゆうけんさん★

こんばんは、いつもコメント有り難うございます♪
鋼でできた鑢よりも切削対象への当たりが弱く、鑢の角の痕も残らないし、
応用の範囲は以外と広いですよね。
普段は砥石に鉄鋼鑢ばかりですが、やはりこういうのも揃えておくべきですね。

2015/10/31(土) 午後 10:06 あるけすさん

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★せいさん★

こんばんは、いつもコメント有り難うございます♪
桜の木目の美しさは、国内の広葉樹でもそれなりに良いと思います。
楓とか栃の縮みのような変化球は少ないし、黒柿のような派手さも無いけど、
上品な美しさがあり、磨かれるとさらに良くなりますね。

出刃の形状ですが、先の方はきつい鍛説不良があり、素材が良く挟まって、
亀裂が広がりやすかったため、思いっきり削り落としました。
もっとも、出刃の切っ先側は魚のお腹を開いたり実を卸すのに使う部分ですから、
反りが強めの方が滑らかに刃をスライドさせられますし、これはこれでアリかと。
一日に何匹ものブリを捌いたり頭を割る魚屋さんとかでは、
さらに先を上げるように研いでたりもするので、これももっと強くても良いかも。
身の厚みは元々出刃にしては薄めでしたので、相出刃かもしれません。

2015/10/31(土) 午後 10:18 あるけすさん

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> あるけすさんさん
やはり達人ですね!
私は左手が少し不自由なので鋸引きも鉋掛けもできませんが、
木材そのものは大好きで、木材の図鑑らしき物も持っております。
桜材は木肌の色が優しく品の良い感じが好きです。
バラ科の植物は緻密な感じの材料が多いですね。
ミズメ桜が樺の木なのはお笑いですが、本物の桜花ばかりでなく
材でも愉しませてくれますね!

2015/11/3(火) 午前 11:52 [ 2s305 ]

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2s305さんこんばんは、いつもコメント有り難うございます。
達人ではないですが、素人の楽しめる範囲で色々と節操無く手を出しています。(笑)
桜材は色が暖色系でどこか温かみもあり、針葉樹よりも木目も面白いです。
その分、坂目などの難しさは針葉樹よりも厄介なんですけどね。
そうそう、ミズメ桜は樺の仲間のようなんですよね。
そして、逆に樺細工と一般に言われているのが、実は桜の皮を用いるとか、
かなり話があべこべです。(笑)

2015/11/3(火) 午後 11:46 あるけすさん


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