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長谷川廣貞作 一寸八分鉋 三代目千代鶴延国作 寛壽銘 一寸八分鉋 初代龍進斎悦英作 四寸四分大鉋 (明治頃) 新潟の名工 三者揃い踏み 左より 栗林信吉作 一寸六分鉋 二代目永弘作 一寸八分鉋 上・初代?初弘作 一寸六分鉋 下・二代目初弘作 一寸八分鉋 キ文字作 鑿・底取鉋の群像 (徳川末期頃) 会津重房作 三分薄鑿 (徳川末期〜明治初期) 吉房作 八分追入鑿 同六分叩鑿 (明治期) つんぼ作 大工用鉞 房州重康作 釿 大久保権平国光作 九寸両刃鋸 二見屋常五郎作 九寸横挽鋸 兼重作 八寸横挽鋸 作者不明 森口系 尺一寸横挽鋸 最後の森口系鋸の写真気に入らないので、また近い内に差し替えます。
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こんにちは。 今年は一年間、殆ど記事を上げられず仕舞いで、今更ながら背筋が寒くなっているAlcesどんです。 え?寒くなっているのはオマエが散財し過ぎたせいだろうって? どどどどうして分かったん!?(汗) さて茶番はさておき、今年の反省点としてはやはりあまりに記事の投稿が滞り過ぎた、―っていうのがあります。 ブログなんて「毎日更新してナンボ」とか、ワケの分からない過激な意見もあるみたいですが、そこまでではないにしても、やはりあまりに間隔が空きすぎると、連続モノの記事とかは以前の記事の文脈とかが頭から綺麗サッパリ無くなって大いに困ることになりました。 ですので、やっぱり来年の目標は適度なペースで記事を投稿していく、ってところでしょうか。 とはいえあんまり真面目な記事を頑張り過ぎると、写真撮影、記事の校正、チェックに次ぐチェックで、時間が掛かりすぎてマジで死ねるようなことになりますが。ブハッ(*゚∀゚:):.::; まぁ時々おふざけでもして、ゆるゆるとやっていきますか。(笑) さて、1月1日はまた例年通り、名品ギャラリーとか名前だけ大層な写真の展示企画をやっていこうと思うんですが、今年は細々とした収穫が多すぎて、今年一年何を買って来たのかちょっと思い出せない状況に陥っています。←おバカ なんとか記憶を辿って部屋中からかき集めてきたのか写真のブツモロモロですが、まだ掲載漏れとかもあるかもしれません。 今年は年末に下の階の方が火事騒ぎを起こしたりもしたため、避難準備の騒動でどこに行ったのか分からない収集品とかもあります。 無くしたわけではないはずなので、いずれは出てくるはずですが・・・・・。 何はともあれ、また来年も「道具の歴史において名前を残した名工」という基準で、有名な名工、あまり知られない名工の作品を掲載していきます。 そんなわけで、皆様今年一年お付き合い頂き有り難うございました。 そしてまた来年もどうぞ宜しくお願い致します。
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先日尚さんの記事のコメント欄のやり取りで、 アルちゃん「金井さんは問屋銘でしたら結構出てきますよ」 尚さん「金井の問屋銘は天狗しか知らなーい」 ―ってやり取りがありました。 一応簡単に説明しますが、金井と言うのは初代金井芳蔵、二代目金井芳雄と二代続いた新潟の名工で、名工・初代初弘の一番弟子でした。 親方の初弘もまた名工の許で修行した職人で、系統樹としては初代永弘→初代初弘→初代金井芳蔵→二代目金井芳雄(養子)となります。 元々は職人の間で「困った時の金井」と言われ、知る人ぞ知る鉋として根強い人気がありましたが、近年削ろう会などの影響か、爆発的に人気が上昇し、ネットオークションではかなりの値段が付くこともあるホットな銘柄です。 ところで、確かに金井の鉋は人気があるワリに問屋銘では誰にも見向きもされず、スルーされている可哀想なコが結構見つかります。 ということで、今回はちょいと金井の鉋でこれまで私が実物を見て撮影してきた物を紹介してみます。 中には私物ではなくただ預かっただけの物もあり、また現在ヤフオクに出しているのもありますお許し下さいネ♪ まず金井と言えば、この刻印のが最もスタンダードな物でしょう。 デカデカと金井芳蔵と書かれているので、知らない人が見てもそれと分かると思います。 この一枚は私のではなく知り合いが持っていた物で、以前ヤフオクに出品するため刃角度修正と片減りの修正のためにお預りした物。 刃味は少し研ぎ難いと感じる程度の硬いタイプでした。 次に同じ金井でもこちらは問屋銘、天狗の金井です。 ただ問屋銘とはいってもあまりにインパクトのある刻印ゆえか、問屋銘の割にはかなり知られている銘で、金井に興味があり虎視眈々と狙っている方々にとっては「誰でも知っている」銘と言えるでしょう。 これも私のではなく、裏スキの修正と刃角度の修正のために、つい最近までお預りしていた物です。 刃味は硬いことは硬いけど、どちらかと言うと粘り気の方が印象に残りやすい、ネバネバタイプです。 今度のは私物で、ヤフオクで誰一人見向きもしなかった問屋銘、「○越」印です。 文字通り人気が無かったようで、落札価格はたったの1000円。 送料の方が高かったくらいです。(笑) 寸八と寸六といった幅の違いこそありますが、一番上に掲載した「金井芳蔵」銘の鉋が130000円以上になっていたのと比べると、ちょっと可哀想な気さえしますね。 この一枚は基本ネバネバ系っぽい刃味ですが、まだ使い減っていないためかちょっと硬さが強い気もします。 これまでの三点を比較すると、銘こそ違うもののてっぺんの「本銘」の刻印、左右の「登録」「商標」の刻印、さらに背中に四列刻まれる縄目がほぼ酷似している事が、共通項として上げられます。 ちなみに背中に縄目を入れる慣習は、初代永弘にまでそのルーツを遡れる物ですが、左右どちらからか斜めに刻まれる縄目のとは違い、永弘の弟子である初弘は左右から交差する縄目を刻み、そのことから初弘系統である金井鉋は左右交差タイプの縄目が打たれます。 そしてここが重要なポイントなのですが、刻印の雰囲気こそ微妙な違いがあるものの、花押の刻印が全て同じ綴りの物なのです。 ここで刻印の深さに注目します。 三条の永弘・初弘に始まる鉋鍛冶の系統は、かなりの確率で深い刻印が押されていると言う特徴があります。 この刻印の打ち方なのですが、大きい刻印を深く打ち込むために、永弘・初弘系統の職人は鉄がまだ赤くなっている内に刻印を打つのです。 そんなコトに一体どんな重要性があるの?と思われるかもしれませんが、こういう刻印の扱い方をすると刻印の摩滅が早くなりますから、輪郭が薄くなったり壊れたりする度に新しい物を作るというサイクルを何度も繰り返していくことになるので、一見似ているけど微妙に細部が違う刻印の作品が何パターンも確認できるってことになるわけです。 いくつもの作品を見慣れていれば良いのですが、一つの刻印だけしか記憶していないと、「あれ?似ているけど微妙に違うぞ?何だか怪しげだなぁ」っといった具合に見逃してしまうことが少なくありません。 しかも鉋には一部の銘柄で偽銘の作品が沢山出回っていることから、「もしかしたら偽物かそっくりさん?」といった具合に、心理的に偽物の可能性を考えてしまい、ついつい見逃すことも少なくないですから、傾向としてこういった銘柄の作品は売れ残っていることが多いのです。 攻略の難易度がやや高めとも言えますが、これは同時に大きなチャンスであるとも考えられますね。 しかし幸いなことに、よく知られた鉋ではあっても、「知る人ぞ知る」って感じの道具の偽物は案外そう多くありません。 実際に色々な作品を見ていると、刻印が微妙に違うだけだった―ということは多いですが、金井の鉋も意図的に偽物が作られた様子はありませんので、全体の雰囲気さえ酷似していれば別人の作品を掴まされるようなことはそうそう無いと思います。 これはつまり、千代鶴とか國弘の偽物を作るのは儲かる仕事であっても、たとえば丸山銀次であるとか秀奴の偽物を作るのは大して旨みのある仕事ではない、というような例と同じように解釈しても良いでしょう。 ちょっと話が脱線しましたね! ここまでの話をまとめると、「本銘」の刻印、左右の「登録」「商標」の刻印などが打たれ、背中に交差型の縄目がある作品は金井の可能性があり、かつ花押の綴りが同じであれば、使われている刻印がネットに出回っている写真の物と完全には一致しなくても、アタリの可能性が極めて高いという事です。 さて、ここからはこれまでよりも話が少し難しくなります。 というのは、これらの刻印の典型的なパターンから外れたイレギュラーが希にあるというのが一つ目の理由です。 そしてもう一つの理由は、金井鉋の作者は二代続いたため、時々作風が少し違う作品に出くわすことがあり多少混乱しやすいから、というのが二つ目の理由です。 実のところ後者についてはそんなに難しい問題ではなく、作風が違うのがあると言っても、殆どは「金井」とど真ん中に刻印が打たれて、左端カイサキ近くに「芳蔵」か「芳雄」の刻印があることが多いですし、希にど真ん中の刻印が違ったり無名の物でも、「芳蔵」か「芳雄」のどちらかの刻印が大抵の場合はあるので、初代・二代目の違いが気にならないのであれば然程問題にはなりません。 しかし前者の問題、―つまりイレギュラーなパターンの刻印の作品はなかなか厄介で、「本銘」の刻印や、ロットナンバーのような表馴染みの数字の刻印は無いし、「登録」の刻印も縦に続く物ではなく、上部に別々の刻印で「登」「録」と分けて打たれることもあり、最終的な判断基準が花押の刻印以外ない事があるためです。 しかもそんな作品に限って、花押の刻印が深すぎて判別し難かったりネ・・・・・。 そんな作品が↓です。 大きく深い刻印、「登録」の文字の雰囲気など、見るからに金井っぽいんですが、それだけでは本当に金井?と聞かれると自信が持てません。 表馴染みの縄目もらしくないと思えるほどに薄っすらとした物ですから、たとえ刃味が極めて似ている物であるとしても、もし花押が違うような作品であるとすれば別人の作品と判断するしかありません。 こういう場合、ネット上であらゆる刻印を調べつくす以外に白黒ハッキリつける方法は無いわけですが、そうして細部まで検討した結果、左右に別々に打たれた「登」「録」の刻印の作例が他にもあったということが確認でき、さらに他の刻印と比べ続けることでやっと花押の綴りも同じ物であるとの結論に行き着いたため、最終的に金井の作品であると断定できました。 それともう一つ絶対ではありませんが、金井の鉋は裏のスキ方にもやや癖がありまして、花押のすぐ下あたり、丈方向に二分ほどの範囲に渡り、裏スキが極端に深く透かれている作例が多いです。 これは裏スキ修正など、裏に手を付けることでもなければ気付かない、割りと目立たない程度のもありましたし、「ああ、丈が減ってベタ裏が極まった際の保険に深くしたのね」ってレベルの、かなりハッキリ目視できる程度のもあり、個体差がかなりあるので、ただの傾向、癖という程度に記憶しておくといいかも知れません。 ちなみにこの鉋は今ヤフオクに出品中です。(笑) なんでも一番上の「金井芳蔵」銘の鉋を以前出していたJちゃん、先日ヤフオクIDを作ったばかりでまだ評価が足りないとかって話で、仕方ないので「それじゃぁホレ、これも出しなさい」って元々出品予定だったのを貸したのです。 裏も綺麗になっているし、6000円位にはなってくれるかな〜?(笑)
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もう一年以上かな? 裏スキの修正や刃角度の修正依頼でず〜っとお預りしていた鉋、最近仕上がってお返ししました。 だからなんなのさ?ってツッこまれると困っちゃうところですが、このままでは忘却の彼方に行ってしまいそうなので、忘れないうちに写真だけでも掲載しておきます。 Beforeの図、龍進斎悦英(堤朋一氏?)作、龍進斎鉋と、田中昭吾作、五郎次鉋。 ↓がAfterの図ナリ〜♪ そうそう、修正前の写真を撮り忘れてしまいましたが、石堂さんの鉋も裏スキの修正をしました。 この石堂、写真では見難いですが「名刀薫」という銘が切られています。 あまり見かけない銘柄ですから、多分受注生産品なのでしょうね。 鋼は青紙スーパーあたりなのでしょうか? もの凄くカチコチの刃味で、研ぎ上げるのに相当苦労しました。 一方、田中昭吾氏の五郎次も青紙スーパーらしいのですが、五郎次鉋は強靭さは手応えとして感じられるものの非常に研ぎやすく、硬さよりも粘り気の強さの方が印象に残っています。 そのうえ仕上げ砥石に乗せるとカエリもサラサラと簡単に取れてくれるし、正直言ってこの五郎次鉋については性能的に「反則やん」って言っても良さそうな印象でした。 研ぎ心地としては金井芳蔵鉋などと全く遜色無さそうなレベルの高さだと思います。 龍進斎の鉋は仕込んで引いて見ましたが、切れそうなんだけど私のレベルでは使いこなせそうになく、適当な厚みの屑は出せるものの、どうもいつも惜しいところ止まりでした。 この龍進斎鉋は昭和の悦英系統としては珍しく炭素鋼系の鋼でしたが、結構仕上げ砥石を選ぶ性格の鉋で、研ぎの調子が良いだけではなかなか結果が出てくれません。 結果が出なかった原因としては、削り台がガタガタになってしまっていたこともありそうです。 ただ桧の削り台で試していた限りではちょっとやそっとのことでは切れ止まず、かなり持久力はある様子でした。 これらの鉋は少し前に修正・調整を終えた物ですが、実はこれら以外にも別の方からお預りしている鉋があります。 そっちもできれば近い内に掲載したいな〜。
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こんばんは。 今日は小遣い稼ぎにやっている研ぎ物を頑張っていましたが、腱鞘炎になりかかりでこれ以上は無理そうなので、久々にブログで気晴らしです。 昨日と一昨日は頑張って早起きし、世田谷ボロ市に行ってきました。 毎年一緒に行くこまんたれBOO!さんは今年は用があるとかで急遽休みになり、ブログ友でお会いしたのはtyousan一人でした。 以前はsixpenceさんとも一緒にうろついたりしてましたが、彼は最近全く音沙汰無し。 さて彼は今頃どうしているやら・・・・・。 それはそうと今年の収穫は結構な物で、この日のために秋から貯めていたヘソクリが殆ど消えて無くなりました。(汗) 「ヤフオクで売れそうなの探して来て!」って誰かさんの命令分を抜きにしても、4万も一度にPONです。 例年なら戦利品を掲載するところなんですが、いつも顔を合わせている骨董市仲間や先輩の方々に「あのバカあんなのに4万出したのかよ」って笑われそうなので、今年はしばらくは存在感を出さないようひっそりおとなしくしています。(笑) 今年のボロ市はひとコマひとコマが強烈に記憶に残るようなコトばかりでしたが、埼玉のKさんに見せて頂いた初代豊廣のコミ栓叩鑿や、新品未使用品の会津吉房などは特に目の覚めるような品で、買物以外でもなんだかす〜っごく得した気分です。
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