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さ〜、今度は食べ物じゃなくて、ちゃんとした手道具についての記事ですよ〜!(^0^) 昨日、鏟(セン)という道具の写真を公開して欲しいというリクエストがありましたので、今手元にある剃刀用の鋤鏟(スキセン)で、鏟という道具とその使い方を載せてみます。 鏟の裏はこんな感じになっています。 イメージとしては、鑿や鉋の刃が前後に向かって付いていて、刃先が左右に丸くなっている道具―と考えれば良いと思います。 この鋤鏟は剃刀の鎬面にスキを入れるための道具ですが、鏟という道具自体は鉄材のみならず、木材に対しても用いることもあり、種類も多様です。 たとえばこの鋤鏟や、鍛冶職人が用いる鍛冶屋鏟などは鉄・焼き入れ前の鋼を切削するための工具ですが、桶職人が用いた桶屋鏟などは木工具といえます。 下の写真で、鋸鍛冶が鋸板を鋤く際の様子をイメージしてみましょう。 換え刃鋸の刃じゃん・・・・・というツッコミはご遠慮願います。(笑) 手打ち鋸の場合、細長いナカゴがあるわけですが、ナカゴは板自体よりは厚みがあるので、カスガイなどで作業用の板に固定し、鏟を手前から奥に向かって押して使います。 鋸の板の鋤きは、板に焼きを入れた後に行うので、鋼で鋼なんて削れるのか疑問に思いますが、鋸の板は焼きを入れても非常に柔かいので、ある程度の硬度の出た刃物であれば、以外にも比較的容易に切削できます。 それにしても鋤鏟、やっぱり幅せまっ! 本当はね、鍛冶屋さん達が使う鍛冶屋鏟はこんな感じ↓の形状なんですよ。 たとえば剃刀の鋤鏟と同様に、カシメて別の鉄の棒に固定したトンボ鏟や、 こんな感じのも鍛冶屋鏟の一種です。 どちらかというと鋸板の鋤きはこのタイプの鏟が、最も多く用いられるのではないかなぁ? どうか分かりませんが、ちょっと自分でも試して見た印象では、この形状が一番使いやすそうに思います。
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2015年07月21日
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