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こんばんは。 もうそれなりに前になりますが、親戚に有次のおろし金を誕生日に貰ったんです。 せっかくの大事なお道具だし、ニンニクとか玉葱などの匂いとかは付けたくないな〜ということで、使うチャンスを狙っていました。 そしていよいよ、冷奴に生姜を擂り下ろしたので、その感想です。 おろし金は銅製の板に、タガネで突起を付けていきますが、この作業を目立てと言います。 目立てと言えば、鋸のあのギザギザの歯を目立て鑢で擦り出し、アサリ槌で叩いて等間隔の「ブレ」を出していく作業も、同様に「目立て」と呼びます。 板のエッジに切り込む歯と、板の面に刻み起こす歯。 そんな違いはありますが、何か根本的には共通した部分を感じますね。 例えば、切れなくなった鋸は鑢で研磨することで切れ味は復活しますが、このおろし金も目立て直しをすることで、元の鋭い歯が復活するところなどは全く同じです。 さて、細切りキュウリ、ミョウガも刻んで散らしました。 一通りの作業を終えて振り返ってみますと、まず一番強く受けた印象は、「良く切れる」という事です。 あまりに良く切れるので、本当に力が要らないし、生姜の微細な繊維もブラシよろしく残ることもありません。(笑) 一つ問題を挙げるとすれば、このおろし金は山葵を擂るのに適していそうで、生姜のような食材を擂るには目が細かすぎる。 一言で言えば、切れるは切れるんだけど、用途が違う―という事です。 生姜なども擂れないことは無いのですが、恐らくこの目の細かさはやはり山葵などを舌触りが滑らかになるよう、上品に擂るのに向いていそうな気がします。 しかしこのおろし金を使ったおかげで、おろし金の「切れ味」という物を発見できました。 今は、いずれ生姜や他の素材も楽に擂れるような、もっと目の大きい物も揃えたいと思うようになりました。(笑) おまけ せっかく美味しそうな冷奴を作ったので、久しぶりにフレッシュな鰹節が食べたくなって、一つ封を開けました。 節はそんなに高い物ではなかったと思いますが、安物でも無い、産地だけは安心って代物です。 削り器はそういえば、刃口を修正して以来初の使用かもしれません。 ところが、使用してすぐ刃先が毀れたので、急遽他の鉋をひっくり返して使うハメに・・・・・。(汗) しかも、この鉋で三台目。 どうやら、節の表面が荒れていたのか、堅い汚れか何かが付着していたのでしょう。 この三台目で何とか安定しましたが、艶もイマイチです。 こんな感じ。 白菜の葉で包んだりとかしていない、完全なドライ状態だったのも問題かもですが、普段他の節ではこんなこと無かったので、やはり何か問題があったのかも・・・・・。 しかしこんな状態の節でも何とか削れてしまうとは、恐るべし初代義廣です。
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2015年07月27日
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