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BOO!さんのブログに登場した刀工祐定の包丁、Alcesどんも研いでみて下さい、ってことで流れて来ました。(笑) なるほど、こんな感じの作りなのねーって。 正直、いったいどんな刀剣を鍛つ鍛冶屋さんかは知りませんので、包丁のできを見てこの作者の技量を詮索するようなことはしませんが・・・・・。 包丁の作りの良し悪しってことで言うと、見れば見るほど下手くそです。(汗) あ、これ言っちゃまずかったかな? でもね・・・・・、例えば顎の面取りとか、身の肉置きなどの稚拙さは、誰の目にもハッキリ分かります。 顎の面取りを一つ取っても、産地のプロなどは指を掛けたときシックリ馴染むよう、人間工学的なカーブを画いた顎を作り、さらに丁寧な仕事をする職人は顎を鏡面に磨き上げるなど、もっと使用者の側に立った形作りをします。 より良い仕事をする余地は、いくらでもあると思うのですが・・・・・。 まっ、問題はどんな刃味か―ですね・・・・・。 焼きが峰にまで返っている。(笑) これは化粧研ぎしたら面白いコトになるかも。 それにしても筋交に研いだ傷が全く抜けていません。 この方向に付いた研ぎ傷ですから、コレを残したのはこの包丁の作者と見て間違いないでしょう。 反対側もほぼ同様の状態ですが、こちらは鍛造時にできたと思われるボコ(凹み)があり、その底まで刃道に対し直角に研いだ傷が残っていて、反対側よりもタチが悪い・・・・・。 そして顎。 う〜ん、どうしようかなぁ? BOO!さんには好きにしてもらって構いませんと言って頂いていますが・・・・・。 まず、顎は鑢で整形しイイ形にすることは、私の道具の揃い具合から言って簡単に出来そうです。 丁寧にやれば、余計な傷が付くことも無いでしょう。 次に平の傷。 コレはちょっと悩みどころで、この包丁の作り込みも考えてしまいます。 多分杞憂に終わるでしょうけど、これだけ身の厚みが薄い作りですから、もし皮金が薄めの甲伏せとかですと、皮金の薄い所では芯金が出る恐れも全く無いとは言えないので、悩ましいです。 特にボコが深いので、傷を抜ききるような研ぎはしない方がイイかもしれません。 とまぁ、こんな感じで頭の中ではボンヤリとした構想は画いています。 ただ今は鉋の修正&調整作業で時間があまり無いので、その合間に手を付けたりしつつ、鉋の方が終わってから本格的に始めることになります。 そういえばsixpenceさんに貸した内曇と大突の巣板、まだ返してもらっていなかったな・・・・・。 コレに取り掛かる頃には帰してもらわないといけないけど、最近連絡がつかないのが気になる。(汗)
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2015年09月16日
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