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ある日北海道から、クール宅急便が届きました。 え〜と、誰からって言っていいのかな? これはタラバガニ? いえいえ、よく見ると茹で上がりの色が橙色ではなくもっと茜色に近いし、棘もタラバガニのそれより長め。 これはハナサキガニといい、生では紫掛かった灰色なのが茹でると鮮やかな赤になることが、名前の由来なようです。 実は小学一年生の時、爪先だけ食べたことがあるらしいんですが(なぜか夕張の山奥で)、寝袋で寝てたところを起こされて少し食べたやら食べなかったやら、―って感じの記憶しか今では残っていない。(笑) っていうか、あの時食べたカニが何だったのかも今となっては忘れていた有様で、実質的には今回初めて食べたような感じです。(笑) 味の第一印象は非常に濃厚ってところ! これは近縁種のタラバガニなどとは全く違い、どうやらハッキリとハナサキガニの方が格上って感じで、カニ味噌などは特に素晴らしいです。 そしてもう一つ、風味の上品さというのもあります。 タラバガニはズワイガニや毛ガニと比べるとやや大味で、ちょっと言い方は悪いけど、どちらかというとカニ蒲鉾寄りと個人的には思いますが、ハナサキガニは完全に毛ガニなどの上品系の風味なんです。 さて、とりえず到着すぐに家族全員で美味しく頂きました! ・・・・・頂きましたが、どう見ても立派な殻も捨てるには勿体無い・・・・・。 ということで間髪を入れず鮮度がいい内に第二ラウンド! 殻を砕いて圧力鍋に入れダシを取ります。 玉葱をバターで炒め、さっきのダシを加えクリームでのばし、ブランデーやラムなどのアルコール度数の高い洋酒で香りを円くし、塩コショウで調味。 パスタに絡めてバジルを加えれば、立派な一品です♪ ハード系のチーズを摩り下ろしてかけるのもまた良いですよ〜♪ この他にもこのダシをおでんに加えたり、色々な方法で楽しませてもらいました。 ○○さ〜ん、本当にご馳走様でした〜!<(_ _)> さて、腹ごしらえも済んだところでミッションの打ち合わせです。(笑) 今このような包丁の柄を託されていますが、とりあえず一本、八角に削り出して見ました。 朴材は普段削りませんが、柔かく適度に粘りもある木質で、鉋削りの対象としては比較的楽な方です。 これが樫などが相手となると、堅いため引きが重くなり一気に重労働になるうえ刃先の磨耗も激しいので、ホント大変になります。 ところで気になるのは八角の形状で、果たしてどんな形状にしたものか?とある程度削ってからハタと考えてしまいました。 穴が少々斜めに開けられていたので、穴の向きに合わせて必要最低限に肉を落とすとこんな感じのボリュームになったわけですが、この状態であれば六寸までの出刃包丁は楽勝ですが、七寸となると微妙。 柳刃包丁を入れるにはまだ高さがありすぎる感じなので、もう少し削った方がいいですね。 隣に並べた柳の柄は尺の包丁に付いている物ですが、それと比べると少し長さが足りないような気がするので、これを削り込んで柳の柄にするなら、九寸までといったところでしょうか。 ―と、ここまでが現在削ってみて受けた印象ですが、さぁどうしましょうか。 とりあえず、全部必要最低限に肉を落として八角にして、後から柳用に必要になった分だけ削り込むという方向で行きましょうか? また他のバリエーションで、柄の口金側を削り込んで細く、尻の方を太めに肉を残し立体的なボリューム感を出す手もあります。 これについてはそう遠くない内に、またサンプルを作って掲載したいと思います。
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2015年12月06日
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