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お早うございます。 先日掲載したお預り中の左久作さんの鉋ですが、ちょっとずつ作業を進め裏スキ修正を終えたんです。 終えたんですけど・・・・・。 上の写真は以前掲載した時までの状態です。 この状態でもう大丈夫だろうと思い、黒染めもして仕上げたんです・・・・・。 最近では裏スキの修正中、いちいち砥石に当てて裏の当り具合を確認したりとか、そういう煩雑なことはしなくなってきていてました。 理由はおおまかに言って二つあり、一つはちゃんと精度を良く見ながら丁寧に整形していれば、いちいち確認に時間を掛けなくてもちゃんと綺麗に砥石に当てられるようになってきた事がまず一つ。 もう一つはあまりに何度も砥石に当てているようだと、せっかく左右のアシを細くさせようと頑張っているのに、何度も砥石に当てているようではわざわざそのアシを削って太くさせているようなものですから、精度上のデメリットもあるという事が二つ目です。 特に後者の理由が気になるので、自分的には一種目標のようなものとして裏スキ修正では完成するまでは一切砥石に当てず、一発で精度を出すことを目指していたんです。 ですので今回、精度の確認もせずさっさと仕上げの黒染めまで始めてしまったのは気が早いとも考えられますが、それなりに意味のあることで、しかもここ最近はその手順で特に問題も無かったんです。 ところが今回は裏を押してみると、左側の刃先が結構太く砥石に当たる状態になっていて、しかも左右でシンメトリーの取れない状態でした。 折角黒染めもしたのに、「手間が無駄になっちゃうなぁ」と思いつつ、今回は諦めて刃先だけやり直しました。 そしてこれが完成図です。 一見何でもないようなんですが、個人的には二枚鉋用のやや太めの裏ではなく必要最低限の細さの糸裏を目指していたので、必要以上に裏を砥石に当てるハメになった結果にやや不満が残ります。 二枚鉋用のやや太めの裏になるとそれだけやはり左右の足も太くなってしまうので、ちょっとでも砥石との接地面積を減らし裏押しの際の抵抗を減らすことを目標とするうえで、もうちょっと上手くやりたかったなと思うんです。 かと言ってここからさらに糸裏を目指してもう一度いじろうとすると、裏スキを必要以上に深くすることになってしまったり、かえってグチャグチャになってしまいそうなので、今の私の能力としてはこの辺りが限界かなとも感じます。 次こそは・・・・・次こそはもうちょっと上手くやりたいですね・・・・・。
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2017年04月30日
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