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前回の時点で、箱の蓋側面の加工はこのような状態でした。 このままこの半菱形の部分を掘り下げていくだけでも良いのだけど、 デザイン的に何だか落ち着かないんです。 個人的には将棋の駒箱のようなのにしたいな〜と。 ただどちらに進むにしても後戻りは利かないので迷っていました。 しかし後々やらずに後悔するくらいなら、やってしまえ! ―というのが私の性格、ここまできたのだからやってしまいます。(笑) このような曲線の掘り込みです。 前にも書いたとおり私は繰小刀の類を持っていないので、 本当はこういう作業は厳しい。 後で綺麗に仕上がらず木賊のお世話になるかもしれないけど、 まぁ、それはそれで仕方ないかな・・・・・。 ここまでのところは九分の鑿だけで彫りました。 しかしやはりそれでは仕上がりが汚いので、 毎度おなじみのペティナイフ登場です。 これでちょっとは整いました。 それでもやっぱり木賊の助けは必要ですね・・・・・。 今度は角も落としました。 角を落とすだけで指の掛け易さが全然違うのです。 そして外観はこんな感じになりました。 後は側面を鉋掛けして仕上れば完成です。
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工作
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研いだ道具を、実際に使って試してみるところまでが、研ぎでは大事です。
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こんばんは、今日も暑いですね〜。 上の夕日は昨日の写真ですが、不規則に流れる雲の様子が、 いかにも夏〜!って感じです。 それにしても・・・・・。 何だかんだやっているうちに四日も更新サボってしまいました。(汗) 手が空かなかったり、丁度良いタイミングで家族がパソコン使ってたり、 なかなか上手くいきませんねェ〜・・・・・。 手と言えば、 事故った時はこんな感じで・・・・・。 この後さらに紫色&土気色になり膨れていきましたが、 今はもう普通の色に戻り腫れも引きました。 まだ間接を無理に曲げようとすると痛いですが、 何とか研ぎ物もできるようになってきたので、少しずつ木工再開です。 まず始めは箱の蓋の側板の高さ調整からです。 これがガタガタでは次の工程に進めませんので。 この桐材、結構パサついていて艶を出すのが難しく、鉋削りも大変。 それで鉋をちょっと使っては砥ぐというサイクルを繰り返しますが、 研ぎ物ができなくてはこういう作業では致命的です。 この蓋の側板は時計回りに鉋を掛けたとき、 逆目が出ないような向きに板を組み上げてあります。 ちょっとしたコトですが、こんな事一つでも勝手が変わりますね。 そして側板の高さを均したら、今度はこんな感じで墨付けです。 次に中央の墨を鋸で刻み。 鑿で掘り込んでいきます。 蓋を開ける際に、指の掛かりを良くするためにこの部分を落とします。 ―で、今はこんな状態になりましたが、なんかセンスがなぁ・・・・・。 もうちょっと良い感じのデザインに出来ないかと目下思案中です。 そして切り欠く深さもまだ不足しているので、 ここからどうするか、デザインの方法も合わせて考えないとですね。
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昨日の記事の続きです。 側板の刻みが大体終わったので、今度は天板の段欠きをします。 今回天板はただ貼り付けるのではなく、このような組み方をする前提で、 元々あえて側板の内寸よりやや大きめに挽き出してあります。 作業は主に毛引きを用い、桐材の柔らかさを利用し不要な部分を落とします。 天板に対して水平方向からも切り込み、段欠きしました。 今度は天板のオス部をはめ込む溝を掘りますが、これは少々骨でした。 まず彫る幅に合わせて毛引きで溝を切るか、畦挽鋸で溝を引くかしますが、 この溝の底を鑿でサラっていくのが時間のかかる作業です。 大きめにアサリを出した畦挽でサラうのも一つの手ですが、 どちらにしても底を綺麗に仕上げるのは難しいですね。 側板も天板もできたので、組み付けます。 まだ慣れない作業なのであまり精度は良くないですが、 手で触った感じではそれなりに強度は出ていると思います・・・・・。
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蓋を組み上げるまでの道のり、まずは側板の加工からいきます。 箱本体は内部構造材の多さなどから強度は十分と判断し、 側板には特にこれと言った加工は施しませんでしたが、 蓋の方はそのような補強になるような物が一切無いので、 少し強度を持たせようと考え隠し蟻組で組むことにしました。 まずは墨付けです。 次に毛引きで切れ目を入れましたが・・・・・。 おっといけない! 側面に斜めの切れ目を入れておくのが先だった! 幸い側面がむしれるようなことは無かったし、桐材は然程心配は無いけど、 ヘタをすると材料をダメにしてしまう可能性もあるので、 本当は気をつけなければいけないところです。 今度はこの切れ目を入れた箇所を際鉋で荒く落としていきます。 先日作った角度定規はこんな使い方でも役立ちます。 木工では45゚の切欠きは頻度が多いので、角度定規も出番が多いですね。 次に残った箇所も蟻のオス部を残し削ぎ落とします。 蟻の部分、鋸でやるのが良いかなと思ったけど、 このように小さな部材で、しかも桐材ほど柔らかい素材なら、 どうやら鑿でズブズブ突き刺すだけで切れ目を入れるので十分みたい。 まぁ・・・・・、考えてみればそれはそうだよね。 Youtubeで見た指物職人さんの隠し蟻のやり方をまま真似してみたけれど、 もうちょっと自分の頭で考えなさい、ってコトですね。 そして残った箇所を鑿で突いて落としていけばオス部は完成。 できました。 以前は墨付け後の切削は全てフリーハンドでやっていましたが、 角度定規を使い始めてからは所要時間の短縮をハッキリと感じますし、 精度も上がっていそうなので、なかなか便利だと思います。 もう一方の側板にはメス部を掘り込むわけですが、 これは出来上がったオス部を見ながら墨付けし、 ワリと適当に掘り込みました。 桐材だとこのような組み方をしても素材自体が柔かいので、 カッチリと組める感じではなくかなりスカスカのユルユルですが、 接着面積を増やす事の方が本当の目的なので、これでも大丈夫です。 つづく
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こんばんは。 先日17日に自転車で平和島骨董市に向かう途中、 地面からせり出した反射板に気付かず、車輪を取られ横転。 全身いたる所擦り傷と打撲をこしらえ、刃物研ぎが出来なくなりました。 幸い骨折などの重傷にはならず、今は養生している最中です。 ですので、当分木工は現在までの進行状況のみ更新することになります。 現在は側板を作り、ホゾを堀り、箱の蓋を組み上げたところで、 これから余計な箇所を鉋で慎重に落としていくという段階まできました。 本当はもう少しで完成なんですが・・・・・。 長くなりそうなので、隠し蟻組みの工程はいくつかに分けます。 つづく
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