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こんばんは。 今日はどういうわけか、ヤフーブログにアクセスし難いですね。 本当にアクセスが集中しているのか、サーバーが不調なのか・・・・・。 昨日は目立てした鋸でいよいよヒマラヤ材の最終木取りをし、 内部構造材の下拵えを完了。 やはり切れの滑らかな鋸は切り込みの正確さが違います。 今日はおかげでかなり作業が捗りました。 角度調整の微妙な構造材が完成してしまえばこっちのもの、 一気にここまで作業を進めました。 内部の構造材ではこれが最後のパーツ。 中屋平治さんの細工鋸で切込みを入れています。 基本的な形が出来ました。 まだ細部を詰めていませんが、底板に貼り付けます。 これで剃刀を固定する部材が完成しました。 正確に寸法を測り、長さの違う剃刀が複数収まるようにしてあるので、 写真の161.5mmの物から180mmの物までを収納可能です。 あとは側板を組み、蓋を作れば完成! ようやくゴールが見えてきました。
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工作
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研いだ道具を、実際に使って試してみるところまでが、研ぎでは大事です。
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鉋台に玄翁柄など、日本の伝統木工具には樫材は欠かせません。 しかもそれらは木目が真っ直ぐな良質な物である必要があります。 しかし近年良質の樫材は減少し、木目の通った樫材は希少になりました。 今日の写真は近所のスーパーの前に植えられた樫の木です。 この写真を見れば、質の良し悪しは誰にでも分かるのではないでしょうか。 上の写真のような樫の木であれば鉋台にしても狂いは均一で修正も楽ですが、 下の樫の木は一目で分かるほどスクリューのような捩れ方をしており、 コレで鉋台を作るのは後々かなり大変なことになるのが分かります。 まぁ、木にも木の都合があってこうなったワケで、 人間様の都合で良し悪し云々を言うのはオコガマシイ気もしますが・・・・・。 でもやっぱりこんな↓木目の樫材では、鉋台は作りたくありませんね。 |
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今日は―と書き始めようと思ったら、もう次の日になっちゃった。 現在進行中の製作、ヒマラヤスギの小口を削る作業に挑みましたが、 鑿が最近ちゃんと研いでいかったので切れ味が悪く、苦戦しました。 いや「ちゃんと研いでいない」というのはちょっと違うかな? 最近相手にする素材は桜や樫など硬く粘りある物が多かったので、 鈍角に研いでいたり二段刃にしていたりで、軟材との相性が悪かったのです。 しかしここのところスギや桐も良く使うし、そろそろ研ぎを換えるべきかも。 それにしてもこのヒマラヤの小口を削るために研いだ鑿、 研ぎ終わりになって落っことしたせいで両耳が刃毀れしてしまうわ、 それとは別に研いだばかりの鉋が欠けを起こすわ、今日は散々でした。 研ぎ自体も満足とは言えない調子だし、どうも調子が上がりません。 そしてこちらは一昨日の桐材削り。 最終的に満足な仕上がりは得られたものの、こちらも苦戦しました。 桐材もコンスタントに触っていないと調子を忘れてしまうようで、 他の木材ような要領で削ろうとして悪戦苦闘です。 どうやら桐材は少し厚めに削った方が材に艶が出るようで、 その加減を忘れて薄く削ろうとして粉を吹かし、随分時間を浪費しました。 明日以降はまた研ぎから再スタートすることになりそうです。 一方、こちらは先日目立てした鋸ですが、こっちは快調そのもの。 一体何なんでしょうか、この差は。
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今日はsixpenceさんとのメールで桜材の逆目が話題になったので、 それについて記事にしてみます。 写真はまだ冬の頃に家族に頼まれて作ったツボ押し道具、縮杢の桜材です。 桜材は木目が多様で、真っ直ぐな物、うねった物など色々ありますが、 大きく緩やかに波打った木目が多いです。 つまり鉋削りにおいては逆目だらけということですね。 上の写真の桜材に現れている縮杢は刃物に例えればダマスカスのような目で、 逆目が密集していることで波打ったように見えます。 逆目というのはどういうモノか。 下の図のような感じです。 逆目の逆は順目で、これらを例えると動物の毛のようなもの。 順目は毛並どおりに撫でるような状態で、逆目は逆撫でのような感じです。 左のように削るのが逆目で、まさに逆撫でのような方向ですね。 逆目方向に削ると、木の繊維が削りの圧力によりむしれてしまいます。 これにより木の肌が荒れる現象が逆目です。 丁度こんな感じに↓。 普通はここまで大げさにやらないですが。(笑) 逆目を止めるために、昔から色々な工夫が考えられてきました。 現在最も一般的な方法は二枚刃で、真鍮口のような方法もあります。 皆さんはどんな方法で逆目を止めているでしょうか。
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先日鋸で刻んでいたヒマラヤスギの素材、今日は削り出して成形しました。 当初は狙っていた寸法より少し小さいと思いボツにしましたが、 使う部位を変えれば大丈夫かも、ってことで鉋を掛けてみました。 このように刃を両側から支えるような位置に使う部材です。 ここには屋久杉を使うことも考えましたが、私の手持ちは拾った流木ばかり。 海面を漂っていたので塩分を含んでいるかも知れず、 結局屋久杉案は不採用に。 この箇所に使う素材についての考察は前回もしましたが、 ご覧の通り刃先が触れたり擦れたりすることも想定されるので、 研磨成分を含む桐材も避けたいところです。 それでは桧や杉材はどうかというと、なかなかイイ線をいっていますが、 表面仕上げが難しく、鉋掛けで十分に艶が出ず粉っぽくなればアウト。 赤松なら油気があるので、表面仕上げはやや難易度が下がり使い易いですが、 柔か過ぎて傷が付きやすいでしょうから、後で見栄えが悪くなりそう。 ならば松の油気と桧の強度を持ったヒマラヤスギなら適任だろう、 ―という流れになったわけです。 別に私のアイデアではないですが・・・・・。 これが刃先を傷つけないための工夫、刃先をどこにも触らせない方法です。 鎬面全面を当てるのではなく、微妙に鎬筋だけが当たっている状態です。 そして刃先が来る位置は面を落としてあるので、 仮に揺れたとしても刃先はどこにも当たりません。 ところで今日はこのヒマラヤスギに鉋を掛けるということで、 使用前の鉋刃をゆうけんさんより頂いた産地不明の石で研いで挑みました。 硬度は中くらいで研磨力は少し弱めでしたが、その微妙な加減が良いらしく、 玉鋼の鉋を研いだところ驚くような研ぎ上がりになりました。 それについてはまた次に書きます。
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