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と言っても今日のではなく、もう四日前のですが。(汗) 先日頂いた若狭田村山の白い浅黄です。 今度鑿の研ぎで砥石に張り付く位を目指しているので、まだまだ助走段階。 やはり朝一番の研ぎは脳も手先も敏感で気持ちが良いです。
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研ぎ
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色々な物の研ぎや、研ぎ方についてのコーナー。
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こんばんは。 今朝は先日の思い付きを実行してみたくて、 朝一番に鉋研ぎ、その後朝風呂を楽しみました。 思ったとおり、指の爪など深くまで入った研ぎ汁の汚れも落ち、 さっぱりした気分で、朝食も美味い!(笑) 肝心の研ぎはというと・・・・・。 問題は無いんだけど、一回地を引いた傷が残っているんだよなぁ・・・・・。 その他はまぁまぁ悪くは無い出来かな。 やっぱり朝は神経も敏感でイイ研ぎができます。 秘密兵器一号の鉋、今日は光沢系の仕上がりです。 いつもの写真の悪さはご勘弁。(苦笑) この鉋はこの後桐材の仕上に使いました。 お次は秘密兵器二号、少し曇っています。 多少は光沢もありますが、今日はイマイチ。 また今度頑張ります! そして時間を空けて日暮れからの研ぎがこちら。 一見するとテカテカの光沢で見栄えしそうですが、小さいヒケが多く、 とても仕上がりとしては納得できません。 sixpenceさんに同行して京都へ行く話が、都合が悪くパーになったので、 これは彼に私の代わりに連れて行ってもらう予定のコですが、 明後日木曜日に相談室経由でお預けする予定。 何とかもう一度仕上直す時間が取れればいいんだけど・・・・・。 この鉋は昨日台を荒掘りし、今日調整を済ませました。 済ませたと言っても、ただ刃が出るようにしただけなので、 下端はいじっておらず、向うで誰かに調整してもらわないとダメかも。 刃は名品ですが、写真右側に焼ムラが出ており、切れるかどうか微妙。 一応焼きが入っていないわけではないようなので、 使えないことはないかと・・・・・。 作者は名人ですが、時々鑿などでこのような焼ムラの例があったそうな。 台に入れてみましたです。 鉋身の丈が小さく、それに合わせて薄い台に入れたので、 刃口から台頭側にかけて、刃を入れると圧力が掛かり、 刃口近くが出っ張りすぎになります。 台直しの際に、それを見越して刃口近くを多少多めに落としたり、 鉋身を台直し鉋の刃が当たらない程度に入れてから調整するなど、 少々の手は掛かりますが、使って楽しい鉋なので、 どうか多めに見てネ☆
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今使っている鑿の裏が切れそうになってきたので、裏出しました。 これは清久の鑿を研いだお礼にと頂いた品で、瓢箪枠に秀光の刻印、 産地は不明の古い鑿です。 鋼は結構硬度が出ているので、念入りに砥ぐと鋭い刃が付きますが、 少々粘りが足りないようで時々ポロ欠けするので、油で揚げるか、 夏場の日当たりが良い場所に置いてかして戻しを掛けると良いかな。 そういう性格なので叩いて使うような用途にはあまり向いていませんが、 桐材加工の小口切削など突いて使うには長切れする鑿です。 裏はこんな状態。 裏押しでも刃は出せるけど、それでは確実にベタ裏に近付きます。 おまけによく見ると右端に欠けがあり、これを研ぎ下ろすとなると、 確実に中央辺りは裏切れしそうです。 この鑿は機械研磨で裏鋤を成形してあるので、鋤きが深く、 刃が出るまで裏を押すと左右の足がかなり太くなり、 最悪裏鋤が中央に卵型に残るだけ―といった姿になりそうです。 一般的には鑿はベタ裏でも良い物とされるため、裏出しはされませんが、 本来鑿でも糸裏が理想であるはずなので、こんな時私は裏押しではなく、 中央だけは叩いて刃を出し、裏の研磨は必要最低限で済むようにします。 実は研いだ鑿は秀光だけでなく、秀光を含め全部で5本研ぎました。 一回の研ぎで5本はやや多く、全部を真面目に研ごうとすると大変。 何本か切れ止んだだけの鑿もあったので、こういうのは二段刃に研ぎ、 簡単な切れ味復活で誤魔化したりもします。 実際この二本は樫など堅木の切削がメインなので、これでも使えます。 そしてその鑿で鉋を一丁仕込みました。 今トップページを飾っている古い鉋、房州豊廣の鉋です。 ずっと桐箱入りでしたが、嫁ぎ先が決まったので仕込みました。 ちょっとだけ試しに削りましたが、削り台がガタガタ。 最後に削ってからかなり時間が経っているので、あっちに反り、 こっちに曲がり、とても削れたものではありません。 一枚鉋ですので、逆目でムシレることなく削れ、 屑が詰まることなく排出されるのが確認できれば良しとしました。 刃自体の切れ味は流石です。 当時の最高峰の名人達に引けをとらなかった実力は確かなようで、 この刃味なら是秀さんや石堂秀一の刃物と比べても遜色ないですね。 ここまでが、先週の土曜日の外出前の木工記録。 この後外出して風邪を引きましたとさ。 台打ちが成功して、気持ちも緩んでいたのかもしれませんねェ・・・・・。 後から思えば油断していたようです。
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お早うございます。 昨日・今日は夜明け前から鉋を研いでいます。 最も硬い砥石で艶の出る仕上げをするのが私の好みですが、 ここ二日はそれらの砥石ではヒケが入ってしまい上手く仕上がらず、 結局は妥協して少し柔かめの石で仕上げることになったので、 納得のいく仕上がりではないですが・・・・・。 まぁ、どうぞ笑ってやって下さい。 研いだ鉋、最初の写真は秘密兵器二号です。 研いだ鉋、二番目は東京鉋天仙寿。 三番目は会津鉋重利。 これは特に上手く仕上がりませんでした。(汗) 四番目、秘密兵器三号。 どれも仕上がりは色々課題があるけれど、鉋自体の質は最高なので、 多少問題のある研ぎでも表情はイイですね。 こうしていくつもの鉋を研いでみて思うのは、地金の質が大事で、 仕上がりの見栄えは八割くらいが地金の質で決まるという事。 もちろん、鋼にもしっかりとした硬度が必要なのは言うまでもなく、 コントラストについては地金と鋼の硬度差で決まるわけですが、 どれだけカチコチの鋼でも地金がごく柔かい物でないと、 鋼の硬度が生きる下地が悪い印象になります。 それにしてもやはり研ぎ物は朝一にすると気持ちが良いですね! 感覚も最も鋭利だし、研いだ刃物もどこか垢抜けた表情に見えます。
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東村山で尚さんに頂いた若狭田村山のコッパ、普段使いに大活躍ですが、 今日取り上げるのは木工具類の研ぎに使っている浅黄ではなく、 珍しい内曇層の石です。 あれから随分時間が経ってしまいましたが、東村山で当日、 「玉鋼の包丁の磨きに試すと面白そうですね〜」 「あ、それイイですね〜」 みたいなノリの会話がはずんでいたのを、この石を見る度思い出します。 そしていよいよ!ですが、磨き用に打ち割ってみました。 パカン! ん?あれれ!? 全然層成りに割れていない・・・・・。(汗) どうやらタガネの入れ方を間違ったようです。 このままでは使えないので、もう一度タガネを入れました。 大平の内曇などと比べるとちょっと割れ方に癖があるようなので、 調子を掴んでからの方が真っ直ぐに割りやすいですね。 早速玉鋼の柳刃を磨いてみました。 内曇としてはかなり硬く、キメも細かい部類ですが、 地を引く恐れは全く無さそうです。 それにしても研磨力が強いですね〜! 今回はこのように割って艶砥として使いましたが、 これの角物は刀剣の下地研ぎで地引きに使うと良さそうです。 なんと言っても硬いので、地が眠いような刀や硬度が低い古刀など、 硬い地砥が必要な刀に使うと面白そうですね。 まぁ、古刀なんてそんな大層なモノ持っていないので、 並川さんで聞く話などを総合した上でのただの予想ですが。(笑) しかし内曇も硬い物になると引けが入ってしまい易い傾向がやはりあり、 十分な硬度を有しつつ、かつ地を引くことが無い石は貴重だと思います。 今後和鉄+玉鋼の鉞など、色々な刃物に試して見ます。
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