鉄の表情ぎゃらりー

今年も古物市探索頑張るぞ〜!

INDEX

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 前のページ | 次のページ ]

イメージ 1


今年も残す所もう24時間をきり、今思ってることはタイトルの通りです。


今年を振り返ってみると、わりと活発に方々に足を伸ばしたからか、

色々な人との出会いに恵まれた、本当に有り難い年でした。


やはり情報の共有・並列化ということで言うと、ネットの普及した現代、

ちゃちゃっと検索をかければどんな情報でも手が届くような気がして、

個人的な体感など抜きでも、気分だけは理解したつもりになり易いですが、

実際に人と人の交流を重ねて、横との繋がりがもたらす情報の濃さに、

改めて目から鱗が落ちる思いを何度も経験し、視野の狭さに気付かされ、

パソコンの画面に向かっているだけではダメだと反省させられました。


写真は日付変更後、トップページを飾る予定の道具たちです。

もう残り半日もありませんから、遠目の写真位載せても問題無いでしょう。

っていうか、ホンネは今載せておかないと、今晩忙しそうだから、

ヘタすると今年最後のブログ更新のチャンス逃すかも、

・・・・・ってことだったり。(汗)


今年はいつもの無精を引きずってしまい年賀状など用意していません。

今年最後の反省事項ですね。(汗)

明日は目に面白い品を掲載するので、それを絵葉書代わりに・・・・・、

ってそれは無理か。(苦笑)


新年は「道具史の名品ギャラリー」と題し、説明文などは省き、

黙って秘蔵品の写真だけを掲載していくつもりです。


それでは皆様、どうぞ良いお年を〜!(^0^)/~

来年もまたいい縁があることを祈って。
イメージ 1


皆様新年明けましておめでとうございます♪

今年もどうぞ宜しくお願い致します♪


昨日はこの鉋の作者をクイズにしてみましたが、コメント付かなかったので、

そろそろバラしちゃいます。(笑)


この鉋は房州、今日の千葉県で明治頃活躍した名工、豊廣の鉋です。

豊廣は徳川時代末期に活躍した鉋鍛冶の名工義廣の弟子と伝えられ、

少なくとも二代は続いていたことが知られています。

ただし義廣について詳しく語られている明治時代の文献「怪物傳(伝)」によると、

義廣は技術の流出を恐れて弟子を取らず身内の者だけで仕事をしていたそうで、

詳細は不明です。


豊廣と言いますと、ワールドフォトプレスの書籍、

「千代鶴是秀」を読んだ方ならピンと来るかもしれませんが、

二代目豊廣が千代鶴是秀の偽作鉋を一番最初に作ったことで知られています。

背景には是秀の鉋の人気と、需要に追いつかない供給量の少なさがありました。

その結果、あまりの是秀の寡作ぶりに痺れを切らした商標の権利者であった

田中政八商店が、秘密裏に豊廣にその偽作を作らせるに至ったそうです。


この辺りは上記の「千代鶴是秀」にてその詳細が語られていますので省きますが、

面白いのは後に大量に出回った「千代鶴」や「運寿」銘の偽作と違い、

豊廣の千代鶴鉋は偽物のわりには精度も切れ味も大変良い物だったのです。

通常、偽銘の作品を作る動機は、足りない技量を有名な銘で誤魔化すことで、

自らの製品の価値を高めることにあります。

逆に言えば、本物を作るのと同様、手間も技術も惜しまず作るのでは、、

偽物を作る意味がありませんし、製作姿勢が真面目な作者であれば、

わざわざ偽物を作らなくても必然的に評価は上がる理屈です。


しかし田中政八商店の仕事で偽千代鶴鉋を作っていた豊廣も、

やはりその仕事ついて思うことがあったのか、あるとき是秀と出会った際に、

「いつも千代鶴鉋を作らせて頂いて光栄です」と挨拶したそうで、

立場的にも心境的にも微妙な立ち位置にあったのでしょう。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_21174584_41?1388584658


銘のアップです。

「登録」の刻印と「房州」の刻印の間にhttps://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_21174584_44?1388588141←こんな刻印、

○枠の中の楕円は五つなら、丁度浜辺に落ちてるタコノマクラっぽい感じです。

左下には擦り切れているものの、梅の花のような刻印があります。

鋼の種類とかではなさそうなので、納入先の区別のために捺された刻印かな?


カイサキ部分はかなりハッキリしていて、鋼が付くか付かないか、

ギリギリの低温で仕事していたことがわかりますね。


上記の通り、豊廣は義廣の弟子との説と、義廣は弟子を取らなかったと、

間接的に否定する説があります。

最初の説は千代鶴是秀が自信で収集した情報がソースで、

後者は怪物傳がソースな訳ですが、それぞれにグレーゾーンがあるので、

判断に困ります。


例えば、是秀の情報は物理的・客観的な証拠や根拠が残されていないので、

本人が見聞きしてきた情報に誤りがある可能性があります。

まぁ、伝聞の域ってことですね。

一方で怪物傳の方はといえば、これは記載されている情報が正しければ、

是秀により伝えられた情報を否定する部分が多いのです。

しかし取材を行った対象が義廣当人ではなく、

「義廣については誰より詳しい」―と自称する老人であったり、

また取材をした人間もこの分野に詳しいとは言い難い普通の作家であったため、

世間で取り沙汰されている義廣と國弘の関係も完全に触れずじまいで、

肝心の義廣が新潟から上京する以前のルーツについては闇のままです。


また義廣は弟子を取らなかったと言っても、これはあくまで

他人を弟子に採らなかったいうことで、

豊廣が近親者の弟子である可能性の否定には全くなりません。


そして是秀の情報が伝聞の類であるとしても、是秀自身豊廣に会っている訳で、

その場で義廣や豊廣本人の情報を聞いた可能性もまた大いにあります。


いずれにしても結論を下すには肝心の情報がすっぽり抜けているので、

新たな情報や証拠が必要になると思います。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_21174584_35?1388582673
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_21174584_36?1388582673
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_21174584_37?1388582673
イメージ 2


色々な角度から地金の様子を撮ってみました。

なかかなか上手く様子が分かる写真が撮れず、もどかしいなぁ。


この鉋は二代目以降の豊廣の作で、輸入鋼+和鉄の組み合わせです。

初代の作では鋼は玉鋼を使っているそうですので、そこらへんで区別できるかも?

豊廣は二代まで続いたことはハッキリしてますが、それ以降は不明ならしいです。

ただしこれ以外にももう一枚、豊廣銘の鉋を見ましたが、花押の刻印や、

カイサキの化粧仕上げの有無など、微妙に違いがあり、

ひょっとすると三代くらい続いたのかもしれません。


この鉋は歴代の名工の作と比べると鋼の厚みはそれ程薄くはありません。

しかし鋼の粘り方が独特で、結構堅く焼が入っているにもかかわらず、

裏出しの際に普通の鉋であれば鋼を割りそうな程鋼に近い部分を叩いても

殆ど割れることが無く、もの凄くペナッと屈んで簡単に裏出しができるのです。

これほどちびてベタ裏になっているのに一部に裏鋤の目が残っているのは

そのためです。


おまけに研ぎ上げて見ると曇り系の石で研いでも鋼にしっとりと艶があり、

初心者用と考えると使いでの良さは他とは一線を画する物と思います。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_21174584_38?1388582673
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_21174584_40?1388584550


ずいぶん使い込まれて傷んでいますね。


一番上の写真を見てお気付きかもしれませんが、この鉋、

刻印の位置がちょっと変です。

刃幅は寸四サイズ(約60mm)ですが、実際にはもっと広かった物を、

両側の鋼が切れたので切断したのでしょう。

側面のヤスリ目を観察してみると、頭から刃先まで真っ直ぐ削られています。

本来豊廣のヤスリ目は斜めらしく、おまけに頭辺りは地金の硬い部分、

ツラと呼ばれるものが観察され、砥石で擦ったらしい事が判ります。


こんなに小さくなって、鋼が切れても整形して使うとは、

余程切れたのでしょうね。


もう側面のヤスリ目などの史料価値はありませんが、年末のボロ市で

100円でした。


お買い得、ですかね?(笑)

どうもお久です。

こんばんは、どうもご無沙汰っす。

毎年夏になると、決まってバテてたりパソ子さんがイったり、

なんだかんだ言って毎年同じ時期にサボってしまいます・・・・・。orz

ずっとコメント放置でスミマセンでした。


最近ようやく忙しさも落ち着いてきたので、またボチボチ再開していこうと思います。


イメージ 1


目下お預かり中の重正叩き鑿、最近修理が終わったので、

まずはこの鑿からです。


イメージ 2


元の状態と比べると結構印象が変わりましたね。

さて、一体どんな治療法をしたやら・・・・・?

ご無沙汰です

イメージ 1


こんにちは、暫くです。

皆様お元気でしたでしょうか。

最近少し立て込んでいましたが、何とかブログ更新できそうになりました。


目下の所まだ画像の整理中ですが、色々ブログネタが溜まっているので、

これから整理をつけていこうと思います。

次の一番手は上の写真の鉋に決まり!
イメージ 1


明けましておめでとうございます♪ 本年も宜しくお願い致します。



こんにちは。

昨年末は忙しくて一年を振り返る間も無く年が明けてしまいました。

しかも新年早々、元旦から風邪ひいて二日もダウンしちゃうし・・・・・。


イメージ 2


昨年末はこんな物↑をお預かりしていたんですよ。

千代鶴延国作無我、今更説明など不要でしょうね?

頑張って研ぎ上げてお返しして来ましたが・・・・・。

年末の忙しさで仕上がりの写真を取るのを失念!アホですわ!!(汗)


イメージ 3


千代鶴といえば、石堂!ということで、昨年骨董市で見つけた輝秀さんです。

あれから一年経ちましたが、あれからも時々荒砥で鋤き続け、

ついには本当に糸裏になりました。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_21174584_13?1325573203
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_21174584_14?1325573203


ここまで来るのにけっこう神経使いましたよ〜。

今はもう台にも入って実戦もOKです。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_21174584_15?1325573203


駒沢公園で貰った桜材で、台打ちの練習に一つ作ってみました。

さぁ〜、石堂と千代鶴の写真が揃いました!

なんか縁起が良さそうな気がするのは私だけかな?(笑)

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 前のページ | 次のページ ]


.
あるけすさん
あるけすさん
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(19)
  • abon
  • 愚禿淫 南公
  • rinrin
  • 針屋町 六
  • 狛犬
  • 多趣味
友だち一覧
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

ブログバナー

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事