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屋久島、といえば「首折れ鯖」や飛魚が名物ですが、 島の生活では、珍しいカメノテなども日常的に食卓に現れます。 皆さん、しょっちゅう磯でカメノテや貝などを獲っておられるんですね。 このカメノテ、本当に亀の手にそっくりなんです!! 形だけでなく質感までも。 画像は頂いたカメノテを夕飯のご馳走にしたときのもの。 (最初の一泊以外、島では自炊でした。) 美味しいお出汁で煮てあります。 何より新鮮でプリプリです。 カメノテの殻を取ってみました。 中身はこんな感じになっています。 海老の味に、サザエ風の磯っぽさが足された感じでしょうか。 「ご当地の味」っぽくて、ある意味首折れ鯖よりも印象に残っています。 これは島のとある食堂のラーメンです。 なんとカメノテラーメン! 実はこの時がカメノテ初体験だったもので、怖々&興味津々で頼んでみました。 カメノテとラーメンがベストマッチかは疑問の余地がありますが、 工夫が感じられる一品でした。 もっとも、この食堂では飛魚の姿揚げをドンと乗せたトビウオラーメンもあり、 個人的にはそちらの方が好みでしたが。 そういえばお祭りでも! 屋台に「亀の手・磯のものあります」という張り紙を見つけました。 島の方たちはやっぱり磯の物が大好き。 何せ、年中新鮮な海の幸に囲まれて暮らしているんですから。 羨ましいことです。 屋久島の食事はカルシウム満点ですが、健康的なのは食べ物だけではないんです。 例えばこのお祭り、3時過ぎに行ってみたときにはすでに店じまいの真っ最中。 お祭りといえば日暮れからが本番、と思っていただけにびっくりでしたが、 考えてみれば島のバスも夕方以降の便は殆どないし、屋久島ライフは 全てにおいて早寝早起きの超健康型なんですね。 珍しい物といえば、屋久島では魚屋さんやスーパーに時々アサヒガニが並びます。 見た目よりは肉が詰まっていて食べ応えがあります。 お味は毛蟹系ではなくタラバ蟹系でちょっと大味。ワタリガニとも似てるかな? 茹でて酢醤油で頂きましたが、味噌汁やお鍋の具なんかにしても 豪快で美味いと思います。
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旅行写真
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仙の家に滞在中、地元の手道具を見れるところはないかと聞いたところ、 屋久杉自然館に行けば幾らかあると教えて頂いたので、 縄文筋登山コースを歩いた次の日、行って来ました。 自然館本館入り口前に置かれた大きな屋久杉の丸太。 直径1,5メートル近くありそうです。 屋久杉は現在国により一切の伐採が禁止されていますので、 木材などにされるのは大昔に切り倒され地中に放置された物を、 掘り起こして朽ちた部分を除いて使います。 そんな状態でも屋久杉は樹脂が多く、大部分は朽ちずに残っているので、 ちゃんと木材として使えます。 上の写真の丸太も中心部分は朽ちて空洞化していますが、 土埋木を掘り起こしたものでしょう。 館内に入ると左手すぐにこの巨大な枝が目に入ります。 これは平成17年12月末に雪の重さに耐え切れず折れた縄文杉の枝です。 今は「いのちの枝」と名付けられここ屋久杉自然館に保存されています。 さて、お目当てはコレ、手道具です。 鋸(のこぎり)が沢山見えますが、これらはどれも杣(そま)師の道具で、 大工用の鋸と比べるとかなり大きい物です。 面白いことに私の知っている呼び名とは違う名前が付いており、 私が腰鋸(こしのこ)と呼んでいる物は笹葉鋸(ささばのこ)、 窓鋸(まどのこ)と呼んでいる物は改良刃鋸(かいりょうばのこ)、 前挽き大鋸(まえびきおが)は脇鋸(わきのこ)となっていました。 どこからが鋼でどこまでが軟鉄なのか判りませんが、どうも土佐型っぽい。 ―と思ったら☆ビンゴ☆だったようで、後から判ったことによると、 屋久島ではその昔加治屋さんを土佐から呼んで技術指導をさせていたらしく、 その影響で屋久島の道具は殆どが土佐打刃物の流れを汲んでいるそうです。 顕著なところでは鉈(なた)などがそうで、殆どが土佐鉈でした。 ハテ、コレも土佐系なのかな? なかなか見かけないヒツ穴ですね。 一つ利点として、曲がったエンジュの柄がなくても使えるのがいいですね。 これは一見鉈のようですが、柄が垂直に付いています。 屋久島特有の道具で、平木割りといいます。 昔は屋久島では目の通った屋久杉を10cm×30cm程度の薄い板に割り出し、 これを平木(ひらぎ)と呼び、薩摩藩に年貢として収めていました。 割り出した平木は産地を隠すために薩摩杉の名称で流通したそうです。 これには、屋久杉のグレードが非常に高く貴重なものであったため、 幕府に奪われたり、また闇で伐採・流通されたりすることのないように、 という薩摩藩の思惑があったようですが、それはともかく、 この平木割りはその平木を作るのに特化した専門の道具です。 写真では判り難いですが、背中は厚く作られており、 場合によっては叩いて使えるような構造になっています。 これはおまけの写真です。 本館とは別の別館に展示されていた巨大な切り株です。 登山の途中で見たウィルソン株ほどではありませんが、十分な迫力があります。 屋久島の手道具はこの後宮之浦に移動してから民族資料館でも沢山見ました。 実は、以上のウンチクの大半は、民族資料館の学芸員さんに教えてもらいました。 民族資料館についてはまた今度書きます。
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これは縄文杉を見てきた後の写真で、安房の民宿で撮りました。 屋久島は島だけに、海の幸がとびきり美味い。 首折れ鯖なんかは屋久島の名物的な海の幸ですが、 キビナゴもこんなに新鮮なのが手に入ります。 この後は安房から宮之浦の近くの楠川に移動しましたが、 そこでもまた美味い物を色々と見つけたので、 またゆっくり美味しい物を紹介したいと思います。
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こんにちは、屋久島紀行、今日のテーマは縄文杉コースです。 縄文杉といえば私が小学生だったころ、教科書に縄文杉の写真があり、 毎日何気な〜く見ていました。 きっと私以外にもそういう方は沢山おられるのではないでしょうか。 当時の私は何やら貴重な物らしいと理解しつつ、縁遠い物と思っていたので、 この年になって縄文杉を見に行けることになろうとは思わず、 計画が浮上したときは興奮しました! 縄文杉コースは屋久杉自然館前から出ている専用のバスに乗り、 暫く猛烈なカーブの道を揺られ、ようやく「荒川登山口」に着きます。 う〜、それにしてもバスの揺れがま〜スゴイ。 身体が引っ切り無しに左右に引っ張られ、真っ暗な内に起きてまだ眠いのに、 ぜ〜んぜん眠れたモンじゃないんですよ。 普段ならバスに揺られていたら舟を漕ぐと相場が決まっているのですが。 ぶーたらぶーたら不平不満をこぼしつつ、トロッコ道を歩き始めます。 この道、足場=枕木、って感じで、イヤに歩き難い。 勾配自体は大したことも無いので楽ですが、土踏まずがガクガクします。 しかしなんといっても一番困ったのはウチの家族I、彼がおしゃべりなこと! 取りとめもなく喋るばかりで、歩くのも遅い。 私は祖父が山男だけに、山道を歩くのはかなり早い方なのですが、 つまらん話ばかりして足を引っ張るのが一人いると、えらく疲れます。 トロッコ道が終わったらそこからが本格的な登山道です。 登山道の入り口に来た辺りから猛烈に雨が降り始めました。 屋久島は一月に35日雨が降ると言われるほど降水量が多いので、 雨の備え無しには山には入れません。 山道を歩くこと暫く、最初に目に入るのがこの巨大な屋久杉の切り株、 通称ウィルソン株です。 この胸高周囲が13.8mもある切り株は、今から数百年前に伐採された物で、 なんでも豊臣秀吉が大坂城築城の為に切らせたそうです。 なんちゅー勿体無い事を・・・・・。 ちなみに全体像はこんな感じ。 デカ過ぎてこの写真では全体がよく分かりません。 内部は空洞になっているので、左下の根っこの間から中に入れます。 というわけで入ってみましょう。 中は思ったよりも広々としています。 上は抜けているようで、木漏れ日が。 カメラのバッテリーがやばかったので写真は撮っていませんが、 株の中には祠と湧き水があります。 ウィルソン株を通過して少しすると、なんと家族Jが少々催してきたとか。 これより先はお手洗いが無いので、急ぎ足に。 見所としては大王杉や夫婦杉などがありますが、軽く眺めるだけで次へ。 そしてようやく着いた、見れた、縄文杉! 確かにこの杉だけは存在感の大きさがまるで違います。 これは見る価値あるな〜、うん。 見物客が近くに踏み入り根を踏んで傷めてしまったという経緯があるので、 見学は程々の距離から櫓(やぐら)状の足場に上って眺めます。 それにてもこの足場の上からではカメラに収まりきらない大きさです。 樹冠の様子。 以前強い風で大きな枝が折れて落ちてしまったそうですが、 傷んだ様子は微塵も感じず、生命力の強さが印象的です。 それにしても家族J、お手洗いに行かないとヤバイとかで、 そんなこんなで私と家族Iが残されましたが、 あまりJを待たせるのもなんだし、程々に堪能して我々も下山しました。
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久しぶり屋久島に滞在していたころの記事です。 今日は滞在中泊まった宿の中でも最高だったコテージ、仙の家さんについてです。 このコテージは素泊まり式なので自炊しなければいけませんが、 最大の魅力はなんといっても五右衛門風呂です。 宿の人にお風呂に入る時間を告げておくと、薪で釜を焚き、 丁度良いところで教えに来てくれます。 風呂場は幾つかあるので、その時々で違う所に案内されますが、 どこも川の流れる音が聞こえてきて、景色も素晴らしい! 風呂場に入った瞬間から薪の良い匂いがします。 鉄味の良い釜!最高の景色! 温泉も温泉でいいですが、私は五右衛門風呂も最高と思います。 湯の中から外を眺めてみました。 下の方には川が流れています。 川といえば、この五右衛門風呂の水は川から汲んで来ているそうです。 四月前後は屋久島はシーズンオフだったと思いますが、新緑の爽やかな景色もイイ。 いや〜、極楽♪ こちらは宿泊部屋です。 木の造りで温かみがあります。 木のイイ匂いがしますね〜。 地杉を使っているのかな? こちらは宿泊部屋とは別に建っている「杉の舎」。 木工好き大喜びの屋久杉の作品を扱っておられますが・・・・・。 戸口をくぐって最初に目に入る巨大な屋久杉が圧巻です! この他にも1000年物の屋久杉を使ったテーブルがあり、そちらもスゴイ。 思わず年輪を数えてしまいましたが、730本以上確認できました。 屋久杉は現在伐採することはできないので、 大昔に切り倒した木を掘り起こして利用しますが、 長い年月の内に外側の樹脂の少ない部分が多少朽ちて落ちる、とのことでした。 ちなみに年輪を本気になって数えたのは私が初めてとのことです。(笑) ここの方とは木工の話などで話が弾み、楽しい時間を過ごすことができました。 また屋久島に行く際はぜひ立ち寄りたい所です。
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